zuzzのみちくさブログ

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ドイツの少年少女たち〜合言葉エーミール!~

小学生になって

図書室というものの存在を知ったとき、

まさに雷に打たれたような衝撃を受けた。

本が部屋じゅうにある!

ここは天国か!?と。

1冊しか借りられなかったけれど、

じゅうぶん幸せだった。

それからすぐに

区立図書館を教えてもらって、

ケタ違いの本の多さに驚きを通り越して

チビりそうになるんだけど(笑)

 

図書室でも図書館でも

毎回わくわくしながら

本棚の端から端まで

目を通していたっけ。

とにかく読んだ。

むさぼり読んだ。

振り返ると、

やっぱりあの頃が

いちばん読書を

楽しんでいた気がするな。

 

■□■□■□■

 

当時は古今東西

どんなものにも手を出したけど、

中でもドイツ

オトフリート・プロイスラー

の童話には夢中になりました。

 

魔女見習い

一人前になるために奮闘する

『小さい魔女』

体質が変わって

昼型になってしまったおばけ

騒動を巻き起こす

『小さいおばけ』

少年二人組

大どろぼうの攻防を描いた

大人気シリーズ

『大どろぼう
 ホッツェンプロッツ』

もうハラハラドキドキ、

おもしろおかしくて

読みだしたら最後まで

止まらないのよね。

プロイスラーの本は

遊園地みたいだ。

いやなことは忘れて

楽しい気持ちに

させてくれる。

特にホッツェンプロッツには

ザワークラウト

焼きソーセージ

泡立てたクリーム 

たっぷりのプラムケーキ

なんていうとてつもなく

食欲をそそる食べ物

出てくるもんだから

よだれも止まらない(笑)

この3冊が今でも

販売されているのは、

それだけ少年少女の心

掴んでいるからなんだと思う。

 

■□■□■□■

 

それからもう一人、

エーリッヒ・ケストナー

も忘れちゃいけない。

 

両親の離婚で引き離された

双子運命的な再会を果たし、

再び家族をひとつにしようとする

ふたりのロッテ

祖母の家に行くために乗った

電車で大事な旅費を

盗まれてしまった主人公

仲間達犯人を追いかける

『エーミールと探偵たち』

と貧乏な生活を送る

孝行息子アントン

何不自由ない暮らしを送る

明るい社長令嬢点子の友情を描いた

点子ちゃんとアントン

ケストナーというとたいていの人が

飛ぶ教室を挙げるけど、

私のお気に入りはこの3つ。

ひたすら楽しませてくれる

プロイスラーとくらべて、

ケストナー

現実的道徳的

でもこれが不思議と

押しつけがましくない。

むしろ

「ああ、こんなことを

 気づかせてくれるなんて 

 ありがたいな…」

って素直に思える。

厳しいけど

ユーモアたっぷりの先生

ってカンジ。

あーあ、

こんな人が担任だったら、

私もこんなに性格が

ひん曲がって

なかっただろうに…(笑)

 

今まで読んできた分だけの

ざっくりとした感想になっちゃうけど、

イギリス童話からは

奉仕の精神と

名誉や伝統を重んじること

ドイツ童話からは

実直さや堅実さや

分別を身につけること

を学んだ気がします。

あと、どっちも

”相手の気持ちを
 思いやる心を持て”

と教えてくれたね。

 

幼少期に

心の糧になる本

出会えるって

かなり幸せなことだと思う。

だからこそ、

なるべく小さい頃から

いっぱい読んでほしい。

いつか役に立つ日が

きっと来るはずだからね。

あ、もちろん大きなお友達(笑)

にもぜひ読んでほしいです。

長いこと忘れてたもの

ひょっこり出会えるかも

 

イギリスの児童文学もおもしろいよ!
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