zuzzのみちくさブログ

好きなものを、好きなだけ。音楽・映画・海外ドラマ・おしゃれ・本・レトロなもの・昭和・大正・'50s・'60s・'70s・'80s・'90s・手作りアクセサリー・消しゴムはんこなどなど…興味のあるものだけをザックザックと掘り下げようと思います!

寡作の漫画家 高野文子~いつ読んでも”新しい”~

お題「マンガ」

最近マンガも買わなくなっちゃったなぁ…

前も言ったけど、好きになるのはみごとに

寡作の人絶筆の人ばかりで

待ちぼうけばかり食らっているのよね。

そこで今回は次回作へのラブコールを送るつもりで

この方をご紹介したいと思います。

 

高野文子

デビューは1970年代

なのに出したマンガは7冊

寡作の人といえばこの方。

やわらかぁい線

に惹かれて手に取ったのに、

斬新な視点で構築されてゆくストーリー

のとりこになってしまった。

作品を出すたびに印象が変わる不思議な人です。

その昔、看護師の仕事のかたわらマンガを描いていると聞きました。

早く次回作が読みたい…!!!!!

 

『絶対安全剃刀』

江戸風味の”早道節用守”や死んだ少女が主人公の”ふとん”など、

少女漫画というには前衛的・実験的な作品が多いデビュー作。

なんといっても認知症のおばあちゃん女の子(3~4歳くらい)の姿に置き換えた

”田辺のつる”にはびっくりした。

『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』

デパートを舞台に、デパート大好き少女が、デパートを救う物語!

50年代風ってだけでもレトロ好きにはたまらないんだけど、

映画を観ているみたいにワクワクする作品。

るきさん

都内で在宅の仕事をしているるきさんのほのぼのとした日常を切り取ったマンガ。

トレンドに敏感なしっかり者の友達えっちゃんがときどき現れては、

のほほんとしたるきさんにグチを言ったり喝を入れたり共感したり。

オールカラーで色づかいもとってもおしゃれ。

『棒がいっぽん』

いつもいい子の自分と違い、乱暴者の問題児ジャーヌの自由に生きる姿がうらやましいと思うピアーニ”私の知ってるあの子のこと”

ある家に居候するコロボックルカップルの暮らしを描いた”東京コロボックル”

奥村さんが異星人に奇妙な協力をお願いされる”奥村さんのお茄子”*1

など高野文子唯一無二の魅力が存分に詰まった短編集。

『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』

読んでいる本に影響されることがある。

言葉遣い、考え方、時には生き方まで。

読書が好きな人なら、少なからず共感できるんじゃないかと思う。

この作品では

雪国の田舎で高校生活を送る田井実地子と、

彼女が読む本チボー家の人々がリンクする。

登場人物と会話だってしちゃう(笑)

父親

「好きな本を 一生持ってるのもいいもんだと 俺は 思うがな」

「本はな いっぺえ読め」

って言葉が印象的でした。*2

 

▼他にもこんな作品が出ています

*1:発表されるや、大きな波紋を呼んだ作品

*2:作者は読書の大切さを説いた作品ではないとしています