想像力を働かせてごらん!
『ネバーランド』
"Finding Neverland"
ジョニー・デップ, フレディ・ハイモア,
ケイト・ウィンスレット, ダスティン・ホフマン
2004
これは
実話を基にして作られた
『ピーターパン』が
できるまでのお話です。
ジェームズ・バリー。
(映画ではバリとある)
なら作者名わかるけど、
『ピーターパン』
の作者名なんてまったく覚えてなかったよ。
小学生のとき、
図書館で恐ろしく分厚い世界児童文学全集を
借りるのにハマってた時期があったのね。
その中で『ピーターパン』を読んで、
「こんな長い話だったの!?」
とビックリしたっけ。
おとぎ話って対象年齢の理解力で
ストーリーをはしょるから、
子ども向けはほとんどが抄録版なのよね。
知ってる知ってると思ってた
アリスやらピノキオやらも
もっと複雑な話だったことを知って
「だまされた!」
なーんて憤慨したもんです。
さて。
冒頭に"事実から着想を得た話"とあるから
きっとほとんど創作なんだろうけど、
「こういう背景があったのか…」
と思いながら観てました。
ただの伝記的映画じゃないのもいい。
ジェームズが
想像力を働かせる場面で
挟み込まれる
コミカルで幻想的な映像が、
とっても効果的。
犬を熊に変えてみたり、
おばあさんに鉤爪を付けてみたり、
みんなで海賊になったり。
ただ「想像してみて」って言うより、
映像化したほうが分かりやすいもんね。
子どもたちが
ジェームズに
引き込まれたわけが
よくわかる。
ボロボロ泣くんじゃなくて、
最後にすーっと涙が出た。
いいなぁ…
ああいうユーモアのある大人。
なんだかまた、
『ピーターパン』を
読みたくなりました。
【おまけ】
知ってる?
ティンカーベルってね、
鋳物の修理をする妖精なんです。
それも腕利きの。
かわいいのにこのギャップ…
ますます魅力的!
”あなたをディズニーキャラに例えると…”
みたいなテストで私、
ティンカーベルだったんです。
偶然 好きな色も黄緑色だったし、
なんかそれ以来
気になるキャラクターなのよね。
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