掲題の件につきまして、
私個人といたしましては
今現在こういった心境に
あるわけではありません。
しかしながら!
どこもかしこも
流れる曲が
クリスマスソング
ばっかりじゃあ
つまんないもんねぇ…
てなわけで
今日はちょっと渋めに
ソウル系の曲を
集めてみました。
【こんな方にもおすすめ】
★クリスマスアレルギーをお持ちの方
★アンチクリスマス思想をお持ちの方
★クリスマス撲滅委員会(CBI)所属の方
★クリスマスなんてクソくらえの会所属の方
★反クリスマス活動家の方
★クリスマスに恨みがある方
★クリスマスに裏切られた方
★クリスマスは親・兄弟・恋人の仇という方
気晴らしに聴いてみてください。
それじゃ
Here we go!!!!
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★Ben L'Oncle Soul
フランスにお住まいの
ベン・ロンクル・ソウルさん。
ロックな一曲*2を
大胆にもソウルにアレンジした
こちらをご紹介。
"Seven Nation Army"
★Sam & Dave
ソウルデュオと言えば
このお二人。
サム&デイヴ!
『ブルース・ブラザース』でも
この曲使われてましたね。
"Hold on I'm Coming"
▼テレッテ テーレレッテ♪が頭を離れなくなる(笑)
往年の歌手のような味のある声で
瞬く間に
スターとなるも
私生活は酒とドラッグに蝕まれ、
27歳という若さで
これまた瞬く間に
ショービズ界の星に
なってしまった
愛する人が去ってゆき、
一人残された
やりきれない心境を
歌った曲なのですが…
"Tears Dry On Their Own"
この歌にはこの曲が
サンプリングされているのだ!
★MARVIN GAYE
& TAMMI TERRELL
"Ain't no Mountain High Enough"
▼タミー・テレル*3ってこんな人だったのか…
しかし
こちらの歌詞の内容が
”二人の強い絆”的な
愛の讃歌で、
エイミーの方の
ボロッボロの失恋ソングと
対照的なのがまた涙を誘う…
なんとも皮肉が効いた一曲です。
▼エイミーのドキュメンタリー映画観てみようかな…
★Joe Cocker
大英帝国からオフィサー、
つまり将校の勲章(OBE)を
いただいている
ジョー・コッカー氏。
髪を振り乱して、まるで
飲んだくれのオヤジ
みたいな風貌(失礼)なのに
けっこう聴かせるんだ。
"Bye Bye Blackbird"
▼お化け屋敷の蝋人形のようなジョーおじさん(笑)
今年8月、
惜しまれつつこの世を去った
パワーと
テクニックを合わせ持つ
ソウルの女王の
ブルースをお聴きください。
"Dr. Feelgood
(Love is a serious business)"
数々の名曲を歌い、
音楽業界に偉大な功績を残しながら、
ドラッグ中毒に奇行…
そして早すぎる死*4。
その波乱に満ちた生涯が
語り草となっている
この人ほど
”父親の犠牲になった歌手”は
いないのではないだろうか。
なにせ幼い頃は父親から
虐待を受けて育ち、
最後は父親から
銃で撃たれて死んだのだから。
彼の人生こそ
波乱万丈では
あったけれど、
その歌声はいつも
驚くほど穏やかだった。
"I Wanna Be Where You Are
[Unedited Mix]"*5
▼マーヴィン版カバーは2種類あるけど、私はこっち。
★Aloe Blacc
お母さん、
ママ、
おふくろ。
アロー・ブラックが
母親のことを
想って歌う曲。
繋いでくれた優しい手を
思い浮かべながら聴いてください。
"Mama Hold My Hand"
【おまけ 1】
家族写真ってね、
みんなで並べた手も撮るといいらしい。
子どもの手がだんだん大きくなって、
成長が一目瞭然なんだって。
それに比例して
親の手も老いてゆくわけだけど、
それこそが家族の歴史だよね。
おかしく、
ほほえましく、
そしてほろりとする
こんな記事をみつけました。
▼私も妹たちとしてみようかな…naglly.com
【おまけ 2】
前に紹介した
アロー・ブラックさんの曲。
別バージョンをどうぞ!
"Wake Me Up"
このアコースティックVer.では
ギターとヴァイオリンで
ますますカントリーっぽさが
濃くなっています。
▼アローブラックの回
"I Need a Dollar""Wake Me Up"を紹介してます!
▼サム&デイヴとアレサの出るブルブラ回
zuzz.hatenablog.com
▼アレサはここにも出てきます!zuzz.hatenablog.com
▼ジョー・コッカーが出てくるよ!
zuzz.hatenablog.com
*1:ザ・ホワイト・ストライプスは三度のグラミー賞を受賞した姉弟ロックデュオ(という設定の元夫婦!)。なおこの二人、ジャームッシュ監督の白黒オムニバス映画『コーヒー&シガレッツ』に出演していたらしい!
▼そいつは驚きだ。もっかい観てみなきゃだな…
zuzz.hatenablog.com
*2:The White Stripesの原曲はこちら。
▼ベンのカバー曲の方が好きだなぁ…
*3:マーヴィン・ゲイの相棒であるこのお嬢さんはこの曲を出した3年後、病気により24歳で逝去。マーヴィンはタミーの死で打ちのめされ、クスリの世界へ。音楽活動を一時休止することになるのであった。
*4:ヤク中・アル中の果ての死。なぜ歌手・俳優はこのパターンになりやすいのだろうかといつも思うけど、人気=自分の価値の世界はたしかに現実逃避したくもなるよね…
*5:そう、これはMichael Jacksonのカバー曲です!
▼まだまだみずみずしい声のマイケル・ジャクソン少年。
▼邦題”ボクはキミのマスコット”…なんちゅうネーミングセンス!