zuzzのみちくさブログ

好きなものを、好きなだけ。音楽・映画・海外ドラマ・本・レトロ・大正・昭和・'20s・'30s・'40s・'50s・'60s・'70s・'80s・'90s・ハンドメイド・消しゴムはんこなどなど…日曜日と祝日更新☆

心の宝石箱の中の思い出たち~空も道も、果てしなく続いていた~【おまけつき】

「着いたぞ。
 あれが新しいお屋敷だ。我々の別荘だよ」
 そして、私の生涯で最も美しい日々が始まった。

プロヴァンス物語
     マルセルの夏1990

"La Gloire de mon père"

プロヴァンス物語
    ~マルセルのお城~1990

"Le Château de ma mère"

ジュリアン・シアマーカ, フィリップ・コーベール, ナタリー・ルーセル
ジョリ・モリナス, テレーズ・リオタール, ディディエ・パン

 

フランス人マルセル

家族と過ごした

少年時代

忘れられぬひととき

振り返る映画です。

www.youtube.com

原作小説家であり劇作家

マルセル・パニョルの自伝です。

 

教師であるジョゼフ

美しい元お針子

オーギュスティーの間に生まれた

少年マルセル

誰に習ったわけでもないのに

文字が読める天才児だったが、

就学前に文字を詰め込んだら

この子の脳みそが破裂する!

恐れたから、小学校に上がるまで

文字に触れることを禁じられてしまう。

それでも好奇心の塊マルセル
隠れてこっそり読んじゃうのだ(笑)

 

田舎の教師にすぎなかった 

はどんどん出世してゆき、

ポールが生まれた頃には

マルセイユいち大きな学校に

赴任することになった。 

やがてマルセル

の勤める学校へ入学。

成績優秀者として校内で

一目置かれる存在となるのでした。

 

■□■□■□■□■

 

体が丈夫でないのために

伯母夫婦*1と共同で

空気のきれいなプロヴァンス

別荘を借り、

休暇中はそこで過ごすことに。

 

この映画2部作は、

一家が過ごす

プロヴァンスでの生活を

主に描いています。

 

自然に囲まれた田舎での暮らし

都会っ子にとっては新鮮だ。

 

セミの声で目覚め、

陽が落ちる頃になると

夕食ランプを灯し、

屋外のテーブルを囲む。
▲これはほんとにすてきだった!憧れる…

 

おかしなおじさん

セミの採り方を教わったり、

物知りの友だちができたり、

魅力的な女の子と出会ったり…

新しい世界を経験するマルセル

 

それと同時に

大人の意外な一面を知ったり、 

現実の厳しさを知ったりして、

がちょっとずつ

成長してゆくさまが

描かれています。

 

この映画、

原題邦題*2の意味がちがうのよね。

"La Gloire de mon père"

gloire(glory)だから”父の栄光”

"Le Château de ma mère"

château(catsle)だから”母のお城”

 

マルセル少年

幸福な時代

への思いを

風景とともに

味わってください。 

▼映像は古いが当時の予告の方が私は好き。
www.youtube.com

www.youtube.com

 

【おまけ その1】

この映画

風景の美しさもさることながら、

ウラジミール・コスマの手がけた

音楽の美しさ

また素晴らしい。

マルセル少年の思い出話を通して

自らの子ども時代を思い起こさせるような

なんともセンチメンタルな旋律なんです。

 

マルセルの夏

父親テーマのこちらは

壮大かつさわやかなメロディー。

リンク先試聴できます

『マルセルのお城』

母親テーマのこちらは

華麗でややせつないメロディー。 

映画

原作本

▼買ったもの載せてます!

20190704215258

【おまけ その2】

この作品はテレビ映画にもなりました。

『少年時代の思い出
 ~秘め事の季節/恋する時~』2007 

"Le Temps des secrets,
     Le Temps des amours"

二部構成です。

前半子ども時代。(映画と内容が重複)

後半中学生~高校生時代

ひたすら美しい描写が続いた映画に比べて

こっちは苦い思い出もたっぷりで

内容がグッと現実的に仕上がってます。

Amazonプライムで観られます

スウェーデン
  子どもたちは…
 

▼こっちは楽しい!そして自然に癒されます。
zuzz.hatenablog.com

こんなのもあるよ

zuzz.hatenablog.com

zuzz.hatenablog.com

zuzz.hatenablog.com

 

*1:母の姉である、面倒見のいいローズ伯母さんお金持ちでお調子者ジュール伯父さん

*2:日本集客第一主義のため、タイトルがとかく原題とかけ離れたものになりがちだ。