「僕は人を見る目はある。
君を悪い娘だとは思ってないよ」
「そう?」
「それにすごく若いしね」
「あなたよりは年取ってると思うわ、たぶんね」
『奥様は魔女』
"I Married a Witch"
1942/ルネ・ クレール
フレデリック・マーチ, ヴェロニカ・レイク,
スーザン・ヘイワード
末代まで呪うはずの
男の子孫を
愛しちゃった
魔女のおはなし。
▼小説が原作なんだって。
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あの有名な
サマンサと
ダーリンと
やかましいママ
でおなじみの
『奥さまは魔女』
じゃないんです。
もっと昔の白黒映画。
はるか昔、
魔女の存在が
信じられていた
時代のこと。
ジョナサン・ウーリー
という男が、魔女裁判で
一人の美しい娘を突き出した。
名はジェニファー。
彼女は火あぶりにされる前に
ウーリーにこう言い残す。
「おまえの子々孫々に呪いをかけてやる。
みんな不幸な恋愛しかできないようにね」
ウーリーは
灰になったジェニファーと、
同じく処刑した彼女の父親を埋め、
その上に樫の木を植えて封印した。
しかし、
呪いは生きていた。
ウーリー家の男達は
ことごとく
間違った相手を選んでしまうのだ。
そして270年。
長い長い月日を経て、
落雷で焼け落ちた
樫の木の下から
父娘はついに
甦ったのであった…
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ひさしぶりのシャバ。
様変わりした
言葉遣いや服装にとまどいつつも、
二人は積年の恨みを晴らすため、
今の代のウーリーに近づきます。
ターゲットは
ウォレス・ウーリー。
選挙活動中の知事候補であり
新聞社社長の令嬢と結婚間近。
呪いの効力は抜群なのか
二人の仲はよろしくない様子。
私に
夢中になったところで
打ちのめしてやるわ!
と息巻くジェニファー。
ところがウォレスは
なかなかなびかない。
しびれを切らした彼女は、
とうとう惚れ薬を
飲ませることにするのだが…
という流れ。
白黒映画は
今の映画と違って
変に作り込んでないのがいい。
シンプルに
映画を楽しみたい方に
おすすめです。
【おまけ】
魔女ジェニファー役は
結婚歴4回*1!の
美貌の女優ヴェロニカ・レイク。
ヴェロニカの
トレードマークは
”片側が隠れる前髪”。
映画賞総なめ
のときのキム・ベイシンガーは
”容姿をヴェロニカに似せた娼婦”
を演じていたそう。
▼遠藤憲一のナレーションて味わい深いな…
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▼買ったもの載せてます!
こんなのも
あるよ!
*1:大女優エリザベス・テイラーは8回(うち2回は同じ人)!だからリズにくらべりゃ…まぁ、たいしたことないわな…