「葬式なんかいらん。
坊主もいらん。
その辺の川にでも捨ててくれ！」
『九十歳。
何がめでたい』
草笛光子,唐沢寿明,真矢ミキ,藤間爽子,
オダギリジョー,清水ミチコ,宮野真守
2024/前田哲
卒寿を
迎えた作家
佐藤愛子と
その編集者の
お話です！
最後の作品を
世に送り出し、
断筆宣言をした
佐藤先生。
そして
締め切りに追われない、
のんびりとした
平和な日々が訪れたが…
急に
人生に
張り合いが
なくなってしまった。
そこへ
昭和に取り残された
オジサン編集者吉川が
エッセイを書いてくれと
頼みこみに来て…
断っても断っても
手土産持参で訪問する彼に
根負けして、
佐藤先生は
とうとう執筆を
再開することに！
■□■□■□■
『九十歳。何がめでたい』は
佐藤愛子のエッセイです。
▼エッセイの続編
2015年に連載が開始されたので
先生は
ただいま
101歳！
作家を父*1に
女優を母*2に持ち、
二度の結婚をして、
夫の借金返済のため
書きに書いた佐藤先生。
どんなことでもいい、
たったひとつでも
打ち込める
なにかがあれば
それが人生に
光を
もたらしてくれるのね。
佐藤愛子のこと、
90歳の女流作家と聞いて
勝手に
かわいらしい穏やかな
おばあちゃん
を想像していたけど、
イヤなもんはイヤ！と
言えるはっきりした性格でした(笑)
担当の編集者吉川にも
「つまんないこと言ってんじゃないよ！
ホント、器の小さな男！！」
なーんて言っちゃう。
でもその歯に衣着せぬ物言いが
なぜか
ほほえましくなっちゃうのだ。
私もウジウジしてたら
「シャキッとしろ！」って
先生に怒られちゃう気がした。
なるようにしかならん！
前進あるのみ！ってさ。
▼タクシーの運ちゃんはまさかの三谷幸喜(笑)！
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なんだか
ポジティヴ
になれる
映画です！！
「死んだわけじゃあるまいし。
生きてりゃいいのよぉ！」
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【今日の知ってる人】
★草笛光子
光子様は
SKDこと
松竹歌劇団の出身。
老いても
気品ある美しさ…
見習いたいものです。
▼84歳の光子様。
▼90歳の光子様。
★唐沢寿明
唐沢さんと言えば
山口智子の夫であり、
『白い巨塔』の
財前先生であり、
『トイ・ストーリー』の
ウッディとしても有名。
★真矢ミキ
宝塚歌劇団出身の
真矢さんは
『踊る大捜査線』シリーズの
沖田監理官でおなじみ。
チョイ役で登場の
オダギリ氏。
うちのブログにも
けっこう出てます(笑)
これまたチョイ役の
ミチコ氏。
この人を見ると
レディースアートネイチャー♪の
メロディーが流れる(笑)
★三谷幸喜
まさかあの役で
出てたとは(笑)
こういう人を
チョイ役起用するのって
おもしろいよね。
★木村多江
この人といえば
『救命病棟24時』の
看護師山城さんと
『美の壺』のナレーション。
いろんな作品に出てますね。
あとは
LiLiCo*3、
出てました！
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