「最初の10秒で決まるんだ」
『メイキング・オブ・
モータウン』
"Hitsville: The Making of Motown"
2019
1960年代。
激動の時代を
駆け抜けた
レコード・レーベルを
生き証人たちが語る
ドキュメンタリー。
当時の映像が
ふんだんにちりばめられ、
モータウンに関わった人間たちが
舞台裏を語ってゆく流れ。
冒頭から極秘会議の音声が流れる。
肉声が聞けて
なんか不思議なカンジだ。
正直
ゴーディーという男のことを
野心の塊、
血も涙もない人間だと
思っていた。
でも
数々の仕事を渡り歩き
苦労していた
若い頃のことを知って、
裸一貫からのし上がった
ド根性の男だったんだと
認識を改めました。
音楽業界の
流れは早い。
現状に甘えて
たゆたっていると
すぐに取り残されてしまう。
スターの発掘と育成だけでなく
キャッチーな音作りに
凄腕の演奏家探し…
ゴーディーは
自動車工場で働いた経験から、
車が
何人もの人の手を経て
いくつものパーツを
組み合わせてできるように、
スターも
プロデュースできると考えた。
会議は必須。
本音が飛び交う。
人種も性別も関係ない!
良さそうだったら
なんでも取り入れる!
厳しい現実を見てきたからこそ
スキのないビジネスを
徹底してきた。
一流の才能を
結集させた
ヒット連発。
ゴーディーは
デトロイトから
ブラックミュージックを
白人社会に
売り込むことに成功するのでした。
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ヒット曲やスターの
誕生秘話はおもしろかった。
偶然が生み出した奇跡が
いっぱい。
欠員が出たことで
急に白羽の矢が立ったり、
なんとなく弾いたフレーズが
大ヒットにつながったり。
アイディアって
そこらじゅうに
転がってるんだな。
11歳で
モータウンから発掘された
文句のつけようもない天才。
アンコールの声援を受けて
再登場した彼が
コール&レスポンスから
即興の曲を作って
会場が大興奮したって
エピソードはおもしろかった。
”FINGERTIPS”
人種差別もあった60年代、
ツアーの巡業では
命が脅かされることも
しばしばだった。
だけど
キング牧師の地道な活動で
黒人たちの結束は固くなり、
モータウンの音楽の魔法で
その絆はさらに強まった。
熱いコメントを寄せていて、
のちの世代にも
影響を与えていることもわかった。
ゴーディーのビジネスは
人種の垣根をなくすことにも
生き続ける音楽づくりにも
大きく貢献したわけだ。
なんだか
長い小説を一冊
読んだような気分だった。
激動の時代を
生き抜いた
業界人たちの
生の声、
ぜひご覧あれ。
あ、エンドクレジットで
社歌が聴けます(笑)
▼楽天オススメアイテム!
【おまけ】
所属した歌手、
私が知ってる人だけでも
これだけいました。
★グラディス・ナイト&ザ・ピップス
★ジョニー・ギル
★コモドアーズ
★タミー・テレル
★アイズレー・ブラザース
★フォー・トップス
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