「ブレンダン…」
「エミリー?」
「あたし、とんでもないことしちゃった…」
『ブリック』
"Brick"
ジョセフ・ゴードン=レヴィット, マット・オリアリー,
エミリー・デ・レイヴィン
2007
元カノの死の
真相を暴こうと
奔走する
少年のお話です。
"ブリック" "ピン"と
わけの分からない言葉を言い残し
元カノのエミリーが死んだ。
ブレンダンは
彼女の死について
調べていくうち、
サンクレメンテ高校に巣食う
闇の中に巻き込まれていく…
■□■□■□■
いきなり死体。
暗いトーンで始まったこの映画。
ん?
もしかして主人公は
下層民のサエない男子
ってことなのか?
と思いきやこの探偵さん、
王様・女王様ゾーンから
パシリ・ヤク中ゾーンまで、
あらゆる階層を行き来できるようだ。
これはなかなか興味深いぞ…
しかも
頭脳一辺倒な坊や
かと思ったら、
ヤク中グループの
ボスへの聞き込みに
暴力を行使!
「ハッパ野郎め、
おれはシラフで睡眠も充分。
お前らより有利だ」
と”ヤク虫”くんたちを完全に圧倒。
なにこの意外性!
やるな探偵さん!!
がぜん
おもしろくなって
まいりました!!
とにかく行動力がすごい。
情報屋を使い、
あらゆる場所に潜り込み、
わずかな点を頼りに
どんどん
線をつなげていく。
いやぁ…
おもしろかった。
こんな
掴みどころのない映画
初めて。
ハードボイルドなのに
クスリと笑えるしかけもいっぱい。
ティーンエイジャーが主人公と
思えないほど終始落ち着いたムードで
進んでいくんだけどね。
なんか雰囲気が
好きな人には合うんじゃないかな?
私が言えることは
ただ一つ。
この高校の
生徒たちの
行く末が心配…
【今日の知ってる人】
私が初めてジョセフを知ったのが
『ブリック』でした。
このブログでもけっこう出てます。
▼ジョセフの歌声を聴きたい方はこちら!
★エミリー・デ・レイヴィン
海外ドラマ『ロズウェル』で
リズとマックスの
仲を裂こうとする
テスを演じてました。
▼テスが出たあたりから観なくなってしまった…
www.youtube.com
▼楽天オススメアイテム!
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*1:途中で観るのやめたけど