夢と音楽がたっぷり詰まってます!
『すべてをあなたに』
"That Thing You Do!"
1996/トム・ハンクス
トム・エヴェレット・スコット, ジョナサン・シェック,
スティーヴ・ザーン
60年代のアメリカ。
夜な夜な
ドラムを叩きつつ
なんとな~く
店を手伝ってる
跡取り息子ガイ。
ある日、
助っ人ドラマーとして
加わったバンドで
なんとな~くバラードを
アップテンポにしたら
これがバカウケ!
そこから彼らは
一躍人気者になって…
というお話。
▼「ラジオにオレたちの曲が!」のシーン最高に好き!
昔、地元の小さな小さなコンビニに、
廉価版のビデオのコーナーが
ありました。
高校生の頃だったかな、
この映画が置いてあって、
あまりに安いから買ったんだよね。
ぜんっっぜん期待してなかったのに
おもしろかったんだ、これが。
トム・ハンクス氏は
監督・脚本では飽き足らず、
作詞・作曲(一曲だけね)、
そして敏腕マネージャーとして
出演もしております。
なにせこの作品を
世に送り出すのが
長年の夢だった
と言うから、
意気込みのほどが
うかがえるじゃないか。
トムの奥さん(二番目)と
息子のコリンもちらっと出演してます。
それから
リーダーのガールフレンドが
ガイのガールフレンドが
シャーリーズ・セロン(まだ駆け出し時代)。
二人の60年代ファッションが
とってもキュート!
そして
忘れちゃいけないのが曲!
とにかく曲がいい!
タイトルにもなった
"That Thing You Do!"
は言わずもがなだし
どこかで聴いたことのある
なつかしいカンジの
"Dance With Me
Tonight"
いかにも
ビートルズの時代だなってカンジの
"Little Wild One"
サントラにはガイの憧れの人、
デル・パクストンの曲まで入ってた!
"Time To Blow"
おっされ~!
オニーダーズ…
じゃなくてワンダーズ!
彼らのきらきらはじける若さと、
それを待ち受ける
ショービズ界の厳しさ。
楽しくて
ちょっとほろ苦い、
まるで
花火のような映画です。
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▼トムの息子コリン・ハンクスのお仕事
▼買ったもの載せてます!