「紳士淑女の諸君、
これは実際に起きた事件を
再現した物語である」
『ロス市警
犯罪ファイル
ドラグネット』
"DRAGNET"
ジャック・ウェッブ, ベン・アレクサンダー,
ハーブ・エリス
1951
1940年代後半のアメリカ。
ロサンゼルスの刑事が
相棒と追いかけた事件を
語るお話であります。
モノクロだし、なにしろ大昔の作品。
このドラマを知らない人は多いだろう。
でも、このテーマ曲を
知らない人はいないはず。
パソコンなんて
もちろんない。
科学捜査技術も
今ほど進んでない。
プロファイリング
という言葉さえない。
捜査員の個々の能力が
ものを言う時代。
こりゃ気の遠くなるような
地道な捜査なんだろう…
と思いきや!
なんとロス市警では
前科者ファイルを
条件によって
機械でより分けて
容疑者を絞ってました。
この時代にもうこんな技術が!
さすがアメリカ!
合理的だなあ…!
”実際に起きた事件”という
謳い文句は伊達じゃない。
一話分がだいたい25分くらいなのに
じゅうぶん楽しめます。
説教くさくないし、
お涙ちょうだいもない。
ただただ坦々と進んでゆく。
(ヒマな時は射撃の練習に行ったりもするし。)
中には拍子抜けな回もあるけど、
それこそが”現場”の真実。
最後に裁判の行方や後日談を
語ってくれるところもニクいんです。
相棒のスミス刑事とともに
事件を追いかけてゆく
フライデー刑事。
彼を演じているのが
ジャック・ウェッブ氏。
なんとこのドラマ、
ウェッブ氏自らが
持ち込んだ企画らしい。
これが大当たりしちゃうんだから
すごいよなぁ…
ちなみに当時のロスはこんなカンジ。
ドライブしてる気分になれるよ!
【おまけ】
YouTubeをうろうろしてたら
関連動画で海外のゲーム
『L.A. ノワール』の
CM動画が出てきた。
ちょっと昔の作品だけど
噂は聞いたことあったから
気になってたんだよね。
ロス市警犯罪ファイル臭が
プンプンする!
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