「被害者は若くてキレイな娘よ。
アンタならすっ裸で出歩いても
平気なんじゃない?」
『マダムと
奇人と殺人と』
"MADAME EDOUARD"
ミシェル・ブラン, ディディエ・ブルドン,
オリヴィエ・ブロッシュ
2004/ナディーヌ・モンフィス
ベルギーの
とある町で起きた
連続殺人事件の
お話です。
▼字幕版と日本語版で観ました!
www.youtube.com
墓場で次々と
発見される
奇妙な死体。
誰が?
何のために?
頼りない部下とともに
レオン警視は
捜査に乗り出すが…
■□■□■□■
ストーリー云々は
さておき
登場人物が
全員変わってる!
編み物好きの
警視、
懸賞マニアの
警視のママ、
触ったものみんな壊す
部下、
奇抜なセンスの
受付嬢、
解剖しながら一杯やる
検死官、
娘がいる
オカマ、
死体を愛しちゃった
墓守、
アーティスト気取りの
コック…
エトセトラエトセトラ。
レストランの名前もケッサク!
”突然死”です、
”突然死”!
犬もしゃべるし(笑)
とにかく
ブラックユーモアが
随所に
ちりばめられてて、
とってもスパイシー。
死体はショッキングだけど、
コメディー仕立てだから
怖くないよ!
音楽のセンスもいい。
いやー思わぬ掘り出し物でした。
変わったのが
好きな人
にはオススメ。
■□■□■□■
それはそうと、
「変な人に好かれる」
と言う人は
自分も変人だということに
気づいていない。
誰のことって?
私です(笑)
いや、みんなそうよね。
”自分はいたってフツーの人間”
って思ってても
たいていどっか変わってるもんよ。
■□■□■□■
調べたらこの映画、
フランスとベルギーと
ルクセンブルクの合作。
原作本が
あるらしいこともわかった。
フランスじゃ
”レオン警視シリーズ”は
11作品も出てる
人気シリーズなんだそうな。
読みたくなって探したけど
日本語版がなかった…ちぇっ。
めちゃくちゃ
おもしろいらしいから
どこかの出版社さん
出してください!!
▼フランス語版なら手に入るんだけど…
それはそうとこの映画
原作者の
ナディーヌ・モンフィスが、
自らメガホンを取ってるんです!
本を書く人が監督したのも
ビックリだけど、
これがおもしろいのも
またビックリ!
こんな映画、
もっと観たいなぁ…
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