「愛のボートにようこそ」
『パイレーツ
・ロック』
”The Boat That Rocked”
フィリップ・シーモア・ホフマン,ビル・ナイ,
トム・スターリッジ,クリス・オダウド
2009/リチャード・カーティス*1
自由気ままに暮らす
DJ達と
彼らをぶっ潰そうと企む
政府との攻防戦を、
当時の流行歌を
BGMに描いた
コメディー映画です。
ポップミュージックの放送が
制限されていた1960年代のイギリス。
だが多くの国民が楽しみにしていたのは
北海の船上から24時間ぶっ続けで
ロックを流してくれる
海賊ラジオ局の放送だった。
ある日、タバコとドラッグで
退学になった少年カールは
更生のために母親の意向で
クエンティンを頼って
海賊ラジオ局の船で生活することになり…
というお話です。
自分にとって
おもしろい映画
かどうかは
だいたい
最初の5〜15分で
わかる。
それ以上経過して何も感じなかったら
観ないことにしています。
もう7年も前の話だけど、
この作品は
開始2分で
おもしろいと確信した。
なんのことやら
わからんと思いますが
だまされたと思って
とにかく
観ていただきたい!
DJ達がホントに気のいい連中なのよ!
いい娘と知り合いつつも
けっきょく”男”になれなかったカールに
なぐさめ隊が世話を焼きにくる場面は
すごくすごくほほえましかったし、
愛を失ったDJが
口パクで歌うとこなんかは
せつなくもおかしい場面でした。
笑って怒って泣いて。
そしてそんな生活の中に、
いつも音楽が流れている。
それも”イカした”音楽が。
いいね、いいですね!
エンドロールの前、いや物語の中盤には
もうサントラ購入を決意していた私。
観終わってすぐ
ネットで注文しました(笑)
こんなのが入ってます
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
The Kinks
"All Day and All of the Night"
Beach Boys
"Wouldn't It Be Nice"
Martha Reeves
& The Vandellas
"Dancing In The Street"
くわしくは収録曲リストをご覧ください!
指一本でCDが買えちまうんだからな…
まったく、いい時代だぜ!
とにかく何が言いたいかっていうと、だ。
これぞ
”自由とは何かを
問いかける作品”*2
であるということさ!
けっきょくこれが言いたかっただけ★
とにかく観たら
こう
叫びたくなること
うけあい!
ロックン
ローーール!!!
■□■□■□■
【この映画の内訳】
60年代のかぐわしいエッセンス…30%
男前すぎる”ミッドナイト・マーク”…30%
伯爵の太り加減は愛しくすらある…20%
なぜモテる、ブ男DJ!…10%
『ポセイドン』じみたラスト…10%
▼買ったもの載せてます!
こちらもどうぞ