『放課後ソーダ日和』～しゅわしゅわソーダなお年頃～【おまけつき】

「こっ、これは…
　ものすごく…
　かわいい～ ♡♡♡」

『放課後
　ソーダ日和』

2018/枝優花

森田想, 田中芽衣, 蒼波純

500円玉がご縁で

クリームソーダ巡りを

始めることにした

女子高生たちの

おはなしです。

▼こっちは特別版！
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もともとこの作品は、

映画『少女邂逅』*1から

▼虫注意！
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『放課後ソーダ日和』は

YouTubeでの

Webストーリーとして

派生したものらしい。

ドジでいつも金欠なサナ。

人気モデルのモモ。

内気なムウ子。

三人は高校二年生。

友だちでもなんでもない、

ただのクラスメートだった。

あの日、

喫茶店の

クリームソーダ*2に

出会うまでは。

第1話には

『少女邂逅』からの

二人のことが大半を占めてて、

三人娘は最後に

チラッと出てくるだけ。

つまり今作への

引継ぎエピソード。

▼第1話
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第2話からは

ガラッとタッチが変わります。

ここからが

本編なのだ！

▼第2話
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「なんかこのあいだの喫茶店とちがって
　作ってるお店の人との距離が近いから
　ちょっとわくわくしない？」

「モモも思った！
　グラスの音とか、
　ソーダが注がれる音がして」

「サイコウデスネ」

みんな目を

キラキラさせながら

喫茶店での時間を楽しんでて

ほほえましい♪

でもお気楽にしていても、

ティーンならではの

悩みや苦しみももちろんあって。

ぐるぐる回ってるんだな。

「ねぇ、何があったかわかんないけど、
　あたしはそのままのムウ子ちゃんが
　いちばんいいと思うよ。
　あたし思うんだ。
　何かを隠したり、消そうとしても、
　けっきょくは変わんないんだって。
　逆に言うと、大切なことは
　どんなことがあっても消えない。
　ちゃんとみんな、意味があって存在してる。
　ムウ子ちゃんは、ムウ子ちゃんの良さがあって、
　それはぜったい、
　ほかの誰かの言葉なんかで奪われちゃいけないんだよ」

こんなこと

言ってくれる

友だちって…

宝物ですよ、ほんと！

　これは私たちの人生の、

　ほんの一瞬のお話。

　ささいで小さくて、

　もしかしたら

　どうでもいいかもしれないお話。

　でも忘れられない宝物だったんだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　本編より

これこれ…