「朝さ、やなことがあっても、
"あ、ランチはあそこでアレ食べよう!"って
それだけで気が晴れるし、
どうしようもない思いが
救われることだってあるの」
『ランチの女王』
竹内結子, 江口洋介, 妻夫木聡, 山下智久,
山田孝之, 伊東美咲, 堤真一
2002
洋食レストラン
キッチンマカロニで
押しかけウェイトレスと
兄弟たちがおりなす
ハチャメチャドタバタ*1を
えがいたおはなし。
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ひょんなことから
キッチンマカロニの長男の
婚約者を装うことになったなつみ。
しかし挨拶に行くなり、長男は
店の売上金を持って雲隠れ。
なんやかんやで残されたなつみは
なかば強引に自分を売り込んで
ウェイトレスとして
住み込みで働くことに。
最初はそりが合わない次男から
追い出されたりもするんだけど、
三男たちのフォローもあって
徐々にみんなとなじんでゆきます。
- アーティスト: TVサントラ,吉俣良,井上陽水,Hoyt Axton
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/08/07
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キッチンマカロニで働く
みんなのストーリーと同時に、
お客さんとのエピソードも
挟み込まれてて
群像劇みたいな感じ。
しかしこのドラマ、
2002年のものだったのね。
私は当時観てなかったんだけど、
そんなに違和感はありませんでした。
さて。
このドラマが放送当時、
視聴率が高めだったのは
〇おいしそうな食べ物が出る
〇キャストにイケメン俳優起用
という2つの点から
女性の支持を得たためだと思われる。
恋愛ゲーム風の
紹介をすると
こんなカンジ(笑)
▼▼▼▼▼▼▼▼
★面倒見のいい気難し屋
次男 勇二郎(江口洋介)
「泣くなよ…俺は女の涙ってのは
一番でぇっきれぇなんだよ」
★まっすぐでフレンドリー
三男 純三郎(妻夫木聡)
「健兄が見つかるまで、
おれがなつみさんを守ってもいい。
ていうか…守るよ、おれが」
★要領のいい遊び人高校生
四男 光四郎(山下智久)
「なっちゃーん!
オレ、なっちゃんのこと好きみたい」
★無邪気なわんこ
見習い ミノル(山田孝之)
「あの、自分、
なつみさんのこと知ってました、昔から」
なお、隠しキャラには
こんな人たちも(笑)
★穏やかで優しいお父さん権造(若林豪)
「さっき健一郎から電話があってね。
あなたのことも話しといた。
良い嫁だってね」
★調子のいいダメ長男健一郎(堤真一)
「嘘でいいんだ!
演技でいいから、
婚約者のふりをしてくれないか!」
★デンジャラスな狂犬修史(森田剛)
「なつみ…なぁふざけんなよ…
俺ずっと探してたんだよ…」
あれ…
なんだかホントに
恋愛ゲームみたいだな…
■□■□■□■
食べることって
ただおなかを満たすこと
だけじゃなくて、
心も満たすことだと思う。
「死んじゃいたくなるほど
寂しい気持ちってわかります?
ひとりぼっちでさ、
何やってもうまいこといかない。
今すぐ電話したり、
明日会う友達もいなくて、
居る場所もないくらい
寂しいことってあるじゃない。
でもそんな時にね、
いつもの食堂からプーンて
甘いにおいがしてくるの。
オムライスの香り。
あたしは、それで思い出したの。
いつだったか食べた、
オムライスの味。
甘くて、あったかくて、幸せな味。
だから、生きていこうって思った」
おふくろの味。
いきつけの店の味。
ほんと味って、
思い出と
連結してるよね。
観てたらいろいろ
そんな味のことを思い出しました。
今はなくなっちゃった
あの店のあの味。
もう二度と食べられないと思うと
ことさらおいしかったように
感じられるんだよなぁ…ううっ。
ハンバーグ、
オムライス、
カレー、
キッチンマカロニの
ランチを
食べてみたくなること
うけあいの
おいしいドラマです!
▼レシピ本もあるよ☆
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【おかわり 1杯目】
このドラマって
1979年に放送されたドラマ
になんか似てるのよね。
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舞台が”洋食レストラン”なことや
主人公が”なつみ”っていうことや
ひと騒動あったあと、物干し場で
深い話したりすることなんかが。
もちろん私が生まれる前のものだけど
先日観る機会がありまして。
これもおもしろい!
洋食レストランを営む
三姉妹の
ドタバタコメディ。
天然トラブルメーカーの
長女朋子(八千草薫)、
仕事きっちりで厳しい
次女伸江(結城美栄子)*2、
行動力抜群で姉御肌の
三女なつみ(桃井かおり)、
それからレストランに関わる仲間たち。
とにかくしっちゃかめっちゃかでにぎやか!
あれを観て育った世代が
作ったドラマなのかな?
【おかわり 2杯目】
江口洋介って
今でこそ
のイメージ強いけど、
▼私がお気に入りなのは第2シリーズ!
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ちょっと前は
『ひとつ屋根の下』*4、
▼「そこに愛はあんのかい?」あんちゃ~ん!
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もっと前は
▼カ~ンチ!じゃなかった、三上(笑)
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実は江口っちゃん、
織田裕二との共演は
あのドラマが
初めてじゃないんだぜ。
こいつだよ、こいつ!
▼「青春とは、何じゃい!」
まさかのツッパリ二大巨頭!
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この映画が正真正銘、
二人の衝撃ならぬ
笑撃のデビュー作
なのであります(笑)
数年前にからかい半分で観てみたら
ツッコミどころ満載で
意外とおもしろくて笑った。
紫リーゼント*7の
江口っちゃんは、
2代目総長にして
刺繍の腕前随一の
という重要な役どころを
体当たりで
演じきっていました(笑)
若き日の竹内力が甘いマスクでカッコよかったです★
【おかわり 3杯目】
主題歌はこれ!
Three Dog Night
(スリー・ドッグ・ナイト)
"Joy To The World"
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ちなみに私は
カバー曲の方を先に知りました。
定番クリスマスソング
"Joy to the World"
別名
"もろびとこぞりて"の
つなぎ部分に
同じ題名つながりで
ロックの
"Joy to the World"を
もってくるという
なんとも粋な一曲なのだ!
▼マライアの最強クリスマスアルバムより。
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▼買ったもの載せてます!
▼竹内結子作品
こちらもどうぞ
*1:なんかこればっかりだな…
*3:1999年に放送され、現在は第5シリーズまで制作されている医療ヒューマンドラマ。医者と患者のエピソードだけにとどまらず、災害時における医療の現場を描いたり、救命医療の過酷な現状に一石を投じる内容を盛り込んだりと、回を重ねるごとに深みを増している作品である。
*4:1993年に放送された野島伸司脚本のファミリードラマ。生き別れになった6人兄妹が再び一緒に暮らし、泣いたり笑ったり、ほんの小さな出来事に愛が傷ついたり(!)しながら、家族としての結束を固めてゆく。衝撃的な展開もあったが、多くの視聴者に支持され続編も制作された。
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*5:社会現象にまでなったトレンディードラマの代名詞。マンガが原作だが、1991年にドラマ化されるや、個性豊かな俳優陣やドラマチックな展開、毎回しつこいくらいに挟み込まれる主題歌のイントロ、そして時代の波もあいまって驚異の視聴率をたたき出した。
▼やはり売れに売れた小田和正の主題歌
当初の曲をダメ出しされ、生み出された渾身の一曲。
”ラブ・ストーリーは突然に”
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▼参考までにトレンディードラマあるあるを。
やっぱり江口っちゃんキャラいる(笑)
*6:大ヒット暴走族マンガの劇場版として、満を持して1987年に公開された作品。バイクとケンカ(とバイト)に明け暮れ、タフに生きる暴走族どもの青春活劇である!
*7:今どきパープルの髪なんて個性の強いおばあちゃんくらいしかしてないよ!