「わかってないな、気どり屋さんよ。
俺達は俺達のやり方でいくんだ」
『バッドガイズ!!』
"War on Everyone"
アレクサンダー・スカルスガルド, マイケル・ペーニャ,
テッサ・トンプソン, テオ・ジェームズ ,
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
2016/ジョン・マイケル・マクドナー
アメリカ、
デタラメ刑事二人組が
破天荒な捜査を展開する
アクションコメディー!
- 価格: 3344 円
- 楽天で詳細を見る
クールに見えて
すぐ鉄拳制裁(運転ド下手)の
テリーと
おしゃべりで物知りの
ボブ。
悪い奴から搾り取って何が悪い?
の精神で
袖の下もらって
いい家に住むわ、
無断欠勤するわ、
ヤクやるわの
やりたい放題。
しかしある強盗計画に
首を突っ込んだことから
やっかいなことに…
監督はイギリスの
ジョン・マイケル・マクドナー 。
とにかく
こんなカンジで
個性的な作風。
★登場人物がいちいち印象深い
★乗ってる車がいちいちカッコイイ
★ムダに景色がきれい
★ムダにインテリアや着こなしがおしゃれ
★ムダに雑学が豊富
クスッとさせるシーンも
ちりばめられてて
あきさせない作り。
悪者の居場所を吐かせるために
厩舎の小さいおじさんを痛めつけたら
カツラがズレちゃったシーンは笑った。
おじさん「俺のカツラに何してくれたんだ!返せよ!」
テリー「悪い、こんなつもりじゃなかったんだ」
ボブ「戻せ、戻せ」
おじさん「おまえがダメにしたんだぞ~!」
テリー&ボブ「大丈夫だ、大丈夫だよ!」
おじさんを泣かせちゃって
あわてる二人。
小学生か!!
ジョン・マイケル・マクドナー 、
気になる監督になりました。
それにしても
この二人の上司には
なりたくないわ…
こっちの首が飛ぶもんな…
【おまけ 1】
この映画、
音楽がイカしてる。
カントリーはほとんど聴かないけど、
マッチしてたからか抵抗なかった。
というか
目覚めちゃって
後述の
キャンベル氏のアルバム
取り寄せ中(笑)
ヒマな時にでも
梅酒のように*2さらりと流してみてください。
Glen Campbell*3
"Rhinestone Cowboy"
▼この歌でダンスするのよね…(笑)
"Galveston"
キャンベル氏の歌では
これがいちばんお気に入り。
ハワイアンのカバー曲なんだって。
"Gentle On My Mind"
▼3曲すべて入ってるアルバムです
Lee Hazlewood*4
"Cold Hard Times"
Catherine Spaak*5
"Non è niente"
雰囲気あるメロディーに
イタリア語が心地いい。
▼楽天にはアルバムがなかった…
"Angelitos Negros"
"I Fought the Law"
バンド名は知らなくても
この曲は
知ってるはず!!
[rakuten:book:13185908:detail]
【おまけ 2】
手がかりを追って
二人はアイスランドへ。
そこで話題に出たのが
ブルー・ラグーン。
知ってますか?
こんなところです。
すてきでしょ?
しかし、
しかしである!
この映画の中で
こんな衝撃的な会話があったので
非常に動揺しておるんであります。
ボブ「ブルーラグーンって温泉があるぞ。露天風呂だ」
テリー「ヨーロッパ人どもがあそこでヤリまくってんだ。
温泉は精子だらけだぜ」
えぇ…
ちょっと…うそよね?
おいおい…
カンベンしてくれよ…
なんかもう、がっかり。
行こうと思っている方は
真偽のほどを確かめたほうがいいかも。
【今日の知ってる人!】
テリーの家に居候するジャッキーは
『デトロイト1-8-7』で
新人刑事ワシントンの
奥さんをやってた
▼このドラマホントに好きだった…
地位も名誉もある大悪党マンガン卿は
『ベッドラム』の
ジェドをやってた
テオ・ジェームズ!
▼これ怖くて途中で観るのやめちゃった…
オネェな手下ラッセルは
『X-MEN
ファースト・ジェネレーションズ』で
バンシーをやってた
▼この頃はまだ若いなあ…
こちらもどうぞzuzz.hatenablog.com
▼楽天オススメアイテム!
*1:この人の作品はテンポがいいから好き!
▼こんなのです
zuzz.hatenablog.com
*2:わかる人にだけわかるネタ…
*3:グレン・キャンベル。幾度もグラミー賞受賞経歴を持つカントリー界の大御所であり、司会者としてアメリカのお茶の間に知られた存在でもあり、8人の子どもの父親でもある。
*4:リー・ヘイズルウッド。シンガーソングライターとして活躍。フランク・シナトラの愛娘ナンシー・シナトラに作曲した"These Boots Are Made for Walkin'"が自身の最大のヒット作となる。
▼小悪魔なナンシー。ちなみに邦題は”にくい貴方”。なんじゃそら!
[rakuten:americanpie:10292860:detail]
*5:カトリーヌ・スパーク。芸能一家に育つが、一族は政界で知られた名門。祖母はベルギー初の女性上院議員マリ・ジャンソン。伯父はベルギーの首相を三度務め、欧州連合の父として有名なポール=アンリ・スパーク。
*6:ロバータ・フラック。代表曲"Killing Me Softly With His Song"、実はオリジナル曲より売れたカバー曲である。そのあとはさまざまなアーティストによってこぞってカバーされ、今や誰もが知るスタンダード曲に。
▼ちなみに邦題は”やさしく歌って”。
*7:ザ・クラッシュ。ロックの殿堂入りを果たしたイギリスのパンク・ロックバンド。楽曲の持つ独自性が大衆に大いに受け、世界的な人気へとつながった。相次ぐメンバーの欠員、そして新メンバー加入で生じた違和感が世間に受け入れられず、人気は衰え解散。その後、殿堂入りを期に再結成の話が出ていた矢先にヴォーカルのジョー・ストラマーが死去。フロントマンを亡くした伝説のバンドは永遠に封印されてしまった。