ずっと前にちょこっと紹介した
R&Bヴォーカルグループ
NEW EDITION(以下NE)。
前回は
ティーン時代の彼ら
だったので
約束通り今日は
大人になった彼ら
をご紹介します。
さて、Bobby Brown*1が抜けたグループに
Johnny Gillが加入。
どこから拾ってきたのか
このジョニー、ものすごい芸達者!
彼がグループに円熟味をもたらした結果、
NEというグループは
それまでの
アイドル路線とは違う
新たなステージに
到達したことを
世間に知らしめることに
成功したのでした。
大人の男になることは
痛みをともなうこと
と少年時代に別れを告げる
"Boys to Men"
はまさに
当時の彼ら自身を思わせます。
そして
晴れの時(楽しい時)だけじゃなくて
雨や嵐の時(苦境にある時)も
君はそばにいてくれるかい?
と問いかける
"Can You Stand The Rain"
これね、
カバーVer.も
あるんです。
なぜカバー曲があるのか。
それは彼らにとって
この曲が
思い出の曲だから。
高校時代の彼ら(当時は5人組)が
NEのメンバーの前で
この曲を披露したことから、
デビューが決まったのです。
▼その時の会話*2
「名前は?」
「僕はネイサン、
これはウォンヤ、こっちがショーン…」
「違う違う違う、
お前達のグループ名は何て言うんだ?」
「笑わないでほしいんだけど…
BOYZ II MENと名乗ってます。
あなた達の歌から取りました」
"Boys to Men"をグループ名に…
完全に
映画化決定
エピソードやん(笑)!
よかったねぇ…ううっ。
このへんも好き。
"Hear Me Out"
"I'm Still In Love With You"
でもいちばん好きなのはこの曲。
ボビーがまた戻ってきて
みんなで歌ってるんです。
歌詞の中に
"Can You Stand The Rain"
って入ってるのがまた泣ける…
"Home Again"
HOMEって
家、
居場所、
そして
心のよりどころのこと。
「ただいま」と
「おかえり」がある
場所のことだ。
いろいろあったんだろうけど
こうして帰る場所があるって、
自分の居場所があるって、
幸せなことだよね。
…と、
ここで終わればいい話なんだけど、
このアルバムのツアー中に
ボビーはまたもや
みんなと決裂。
続くアルバムには
彼の姿はありませんでした。
去年また一緒に活動し始めたらしいけど、
古巣に迎えるメンバー達の
気持ちを考えるとなんだかな…
ボビーは確かに
クズでどうしようもない奴だけど、
どんなに心配しても
救いを求めてない人を
救うことは
できないんだよね。
だからこそ
「助けて」って言われたら、
その時は
手を差し伸べてあげるべき。
だって
孤独ほど
つらいものはないと思うんです。
そうなったらきっと
前に進むチャンスさえ
断たれてしまうような
気がするから。
だからボビー!
逃げてないで
いいかげん男になれ!
手を差し伸べてくれる人を
もっと大事にしてあげてよ。
帰る場所があるうちにさ…
▼Amazon版
CD
- アーティスト: ニュー・エディション,ボビー・ブラウン,ベル・ビヴ・デヴォー,ラルフ・トレスヴァント
- 出版社/メーカー: MCAビクター
- 発売日: 1999/01/21
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