「きっとこういうのを
”縁”って言うんじゃないかな」
『コートダジュール
No.10』
2018/松本佳奈
一話ごとに
違うシチュエーション、
違う役柄でおりなす
二人の女のお話。
あるときは教師、
あるときは探偵、
あるときは店主と客。
毎回そこにゲストが加わって、
物語が展開してゆく。
ゲストがまたいい味出すのよね。
伽奈、
松たか子、
ベンガル、
柄本時生、
光石研…
もはや小林組と言ってもいいくらい
小林作品にはおなじみの
もたいさんと光石さんがうれしい。
一期一会の
楽しさと
化学変化の
おもしろさ。
『かもめ食堂』から
小林聡美=癒し
となってるけど、
この作品はちょっと
遊び心が加わって
新鮮な発見がある。
音楽もいいんです。
『めがね』
『プール』
『パンとスープとネコ日和』
を手がけた
やさしくて軽やかで癒される~♪
短編小説を
読んでるみたいな
気分になれます。
サントラ
▼買ったもの載せてます!
*1:米米CLUBにいたサックスの人。カールスモーキー石井の妹の夫でもある。小林聡美作品で音楽を手がけることが多いので、この人も小林組。