「なんか…
ヴィレッジっぽく、
全然できないんだよね。
常識、常識で縛られてさ」
『ヴィレヴァン!2
~七人のお侍編~』
岡山天音,滝藤賢一,平田満,最上もが,本多力,
森川葵,柏木ひなた,水橋研二,小林豊
2020/ 後藤庸介,船谷純矢
なんでもありの
マニアックな本屋
テナント店舗で働く
愉快な仲間たちの
お話です!
▼前作のおさらい!
みなさんは、
世界に類を見ない
とても変な本屋さんが
この日本に存在することを
ご存じでしょうか?
その名は
ヴィレッジ
通称 遊べる本屋
”ヴィレヴァン”。
1986年名古屋に
突如現れたこの本屋さんは、
やりすぎとも言える
個性を丸出しにしながら
ド真ん中を突き進み、
今や全国に
350店舗
を構えるまでに成長しました。
…というのは、
シーズン1のナレーション。
これから始まるシーズン2の
舞台はここ、
イオンモール店。
今やヴィレッジヴァンガードの
ほとんどは
商業施設のインショップ型店舗。
みなさんもショッピングモールで
よく見かけますよね?
さて!
立派なヴィレヴァンの店員となった
元白紙の人 杉下くんが、
今回はイオンモール店で働きます!
最初はたった一人
さまざまな敵に
立ち向かい、
やがて七人の仲間と
ともに立ち上がる!
そんな物語になるはずです!!!
…なるのかもしれません!!
…いや、ならないかも。
ここヴィレヴァンでは、
今夜もドラマが生まれ続けています。
そしてこのドラマは、
実話に基づいた
フィクションなのです!
※冒頭ナレーションより
イオンモール店に出向となった
杉下くん。
いつもの調子で
残業・店内飲み会をやっちゃって、
モール側のテナント担当者川相に
コンプライアンスを守れ!と
こっぴどく叱られ、
スタッフにも逃げ出されてしまう。
あくまでも
商業施設側のルールに
従わなくてはならない。
自分たちの好きなようにやってきた
今までとは勝手が違う。
窮屈さを感じる杉下くん。
ショッピングモールとなると
お年寄り、家族連れ、子どもが利用する。
今までと客層がガラリと変わってくる。
客層が変わるということは、
売れる商品も当然変わるということ。
スタッフ不足、売上、
モチベーションの低下…
課題が山積みで大ピンチ!
そんな中、
タイミングよく英国から帰ってきた
文学少女小松に弱音を吐くと
「一般常識を守りながら、
やりすぎとも言える個性を
丸出しにしてやろうじゃないの!」
と激励され、
杉下くんは再び彼女と働けることに。
これを皮切りに、
かつてのスタッフを再集結させるべく
動き出すのでありました…!!!
主人公と
愉快な仲間たちを
再びご紹介します!
↓ ↓ ↓
杉下啓三(岡山天音)
「もう一度、
俺と一緒に働きませんか!」
前回はサブカル超初心者だったが
一年経ち、
すっかりヴィレッジ色に染まる。
流されキャラから成長し、
頼もしいまとめ役に。
店づくりのため、
仲間集めに奔走する。
川上秀基(滝藤賢一)
「元気出して。
野球やればさ、イヤなこと、
忘れられるから★」
毎回ジャンルの違う出で立ちで
登場するつかめないキャラの店長。
すぐいなくなる。
小松リサ(森川葵)
「おーしその意気、その意気ー!
飲まなわからんこともあんだてー!」
本の知識は誰にも負けない
真面目な文学少女だが…
お酒を飲むとB面が出る。
必殺技は土下寝*1。
今中世津(最上もが)
「一人の世界が楽しいの」
ゲーム・アニメ・マンガなら
おまかせのBL好きな
パープルヘア女子。
本店で殻に閉じこもっていた。
山本昌男(本多力)
「あいつら定番のグッズだけで勝負してる。
古いんだよ!
俺は、ここで、新風を巻き起こしたいの!」
英国かぶれのおしゃれ好きキノコ*2。
意地っ張りなグッズの達人。
1号店で本領を発揮させてもらえず
くすぶっていた。
岩瀬雪(柏木ひなた)
「みんなぜんぜん
気づいてくれなかったくせに!」
せっかく念願の
アイドルデビューを果たすも、
業界の現実に幻滅して
たびたびお忍びでヴィレッジに現れる
ホームシック系不思議少女。
権藤中吉(平田満)
「どんなものも文脈を探せばサブカルになる。
メジャーなものはくだらない、と
目を背けてたんじゃ
新たなサブカルは生まれん。
これが、ヴィレッジの流儀だ!」
前回同様モールに住み込む
神出鬼没の伝説のヴィレヴァン店員。
みんなの良き理解者。
ラップバトルの時にはDJ GNDにもなる。
一話に最低一度は愛知の銘菓をくれる(笑)
▼△▼△▼△▼△▼
シーズン1とは舞台が違うけど、
キャストはそのままなので
安心して観られます。
家族でも友だちでも職場でも
グループに属していると、
自然と役割ができてくる。
リーダー役、サポート役、
マスコット役、叱り役、
笑わせ役、なだめ役、癒し役。
一人違うだけで
ガラッと変わっちゃう。
まさに化学変化。
一人ひとりのキャラクターで
そのグループの
雰囲気というか、
カラーが決まってくる。
だから
自分が自分らしくいられる場所って
ものすごくありがたいんだ。
なにかと同調圧力の強い
昨今ですから、
他人と同じじゃないと
不安になる人も多いかもしれません。
ですが、いっせいに
右ならえする必要などないのです。
人と同じでも
違っていても
本当に好きなら
それでいいのです。
※ナレーションより
しかし
シーズン2のディスク版、
残念ながら
未発売なのだ…
▼これはシーズン1
- 価格: 4079 円
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【おまけ 1箱目】
エリアマネージャー与田さんが
激推ししていた
ギンビスの楽しいビスケット
たべっ子どうぶつ…いや、
ホントにグッズが豊富で恐れ入ったぜ…
▼ジュークボックスを置いたら
部屋が一気にヴィレッジになります。
【おまけ 2箱目】
名古屋人の
スガキヤ。
作中に出てきたことがあって
気になっていたんです。
どんな味がするんだろ…
▼通販でも手に入るみたい!
▼買ったもの載せてます!
こんなのもあるよ
*1:「申し訳!ありませんでした!」などと言いながら、勢いよく両手を前にそろえて突き出すうつぶせ型の謝罪。このドラマの中で非常によく目にする最上級の土下座スタイル。
*2:山本奪還回の際には”クイズ山本昌男カルトQ”なる誰得クイズ大会を主催して挑戦者を思いっきりシラけさせていた愛すべきキノコ。
*3:★山本語録より
「なにが”たべっ子どうぶつ”だ!
お前なんかが呼び捨てにしていいお方じゃないんだよ!」
「ただの動物型のビスケットなのに、
マリアナ海溝よりも懐が深いたべっ子さんは、
もはやサブカル!
ヴィレッジに置かせていただくしかない
サブカルの権化なのだ!」
「いや。
俺はたべっ子さんという、
海より広い器に乗ったまでよ」