「そういう態度は感心しないな。
これは君たちの人生において
最も大事な決断なんだぞ」
『ムーンライズ・
キングダム』
ジャレッド・ギルマン,カーラ・ヘイワード,
ブルース・ウィリス,エドワード・ノートン,
ビル・マーレイ,フランシス・ マクドーマンド,
ティルダ・スウィントン
2012/ウェス・アンダーソン
少年と少女の
逃避行を描いた
お話です。
1965年、アメリカ。
舞台はニューイングランド沖にある
小さな島、
ニューペンザンス島。
ある朝、
ボーイスカウト団員サムが
キャンプから脱走。
それと時を同じくして
スージーという少女が家出する。
孤児のサムと
問題児のスージー。
ひょんなことから
出会った二人は、
文通で一年間
連絡を取り合っていた。
孤独を抱える者同士
意気投合し、
ついに彼らは
逃避行を計画するに
至ったのでありました。
しかし
すぐさま捜索が始まり、
二人の行く手には追手が…
そして
おそろしい嵐も
迫って来ていた…
⚘⚘⚘⚘⚘⚘⚘⚘⚘
こういうシチュエーションで
有名な映画といえば
『小さな恋のメロディ』。
▼ついつい
主役の二人の初々しさに惹かれがちだが
私はオーンショー君の漢気を評価するぞ！
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でも
『ムーンライズ・キングダム』は
夢とうつつの狭間みたいな…
いや、どちらかというと
夢の中みたいな話。
登場人物や世界観が独特で
『マダムと奇人と殺人と』を
思い出してしまう。
▼クセのあるおかしさで
たまに無性に観たくなる作品。
クレジットの最後の最後まで
遊び心があふれてておもしろいよ！
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▼買ったもの載せてます！
【おまけ】
スージーんちにあったみたいな
アルコーヴ・ベッド。
私の長年の憧れなんです。
部屋のくぼみを利用した寝床。
これが
はしっこ好きには
たまらんのですよ…
▼こんな子ども部屋で寝たかった！
【今日の知ってる人】
『ボアード･ トゥ･デス』の
ダメ探偵ジョナサンであり、
大御所コッポラ監督*1や
お騒がせ俳優ニコラス・ケイジの
甥っ子でもあり、
Coconut Records名義で
歌ってもいます。
▼くわしくはこちら！zuzz.hatenablog.com
『ダイ・ハード』でおなじみの
アクション俳優*2が
こんなクセのある映画に出るのが驚き！
しかしアクション要素もあったし、
妙になじんでた(笑)
▼世界でいちばん火薬がはじける
クリスマス映画(笑)
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こんなのもあるよ
*1:ジェイソンの母は『ロッキー』のエイドリアン役タリア・シャイア。タリアの兄がコッポラ監督。ちなみに『ムーンライズ・キングダム』の脚本を担当したのはコッポラ監督の息子ロマン・コッポラ。つまりジェイソンの従兄です。
*2:「小難しい映画よりアクション映画だろうが！」な人にはこちら…
