「しっかりと意図が伝わるように書いてくれ」
『フレンチ・
ディスパッチ
ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
"THE FRENCH DISPATCH
OF THE LIBERTY, KANSAS EVENING SUN"
ベニチオ・デル・トロ,エイドリアン・ブロディ,
ティルダ・スウィントン,ティモシー・シャラメ,
フランシス・マクドーマンド,レア・セドゥ,
リナ・クードリ,ジェイソン・シュワルツマン,
マチュー・アマルリック,スティーブ・パーク,
オーウェン・ウィルソン,ジェフリー・ライト,
クリストフ・ヴァルツ,エドワード・ノートン,
アンジェリカ・ヒューストン,ビル・マーレイ
2021/ウェス・アンダーソン
この映画は
世にも奇妙な
観るマガジンです。
▼映画冒頭のキャプション
この映画の構成:
追悼・旅行ガイド・特集
すべて”フレンチ・ディスパッチ誌”より
フランスの架空の街
アンニュイ=シュール=ブラゼ*1の
フレンチ・ディスパッチ誌編集部。
腕利きの記者たちによる記事が
数多く生まれた
フレンチ・ディスパッチだが、
編集長ハウィッツァー氏の
突然の死により
最新号は追悼号に、
と同時に最後の号になってしまう。
この映画は
その最終号のお話。
●○●○●○●
この映画は短編を配した
アンソロジー形式です。
内容は、
ひとクセもふたクセもある
編集者たちの
ちょっとおかしな記事。
今回も奇才ウェス・アンダーソンの
高いアート性を充分に楽しめます。
ひとつひとつが
じっと目を凝らして
鑑賞したくなる
絵画のようなシーンばかり。
アクションパートは
アニメーションも取り入れて、
リアルさを補っています。
ただしご存じのように
ウェス映画は演出が凝っているので、
字幕版にすると
シーンの把握に忙しくて
かなり目が
迷子になります。
ただでさえ
キャプションを多用する監督だしさ。
100%楽しみたいなら字幕と吹替で
二度観ることをおすすめします。
さあ、
過去と現在を旅しに
ページを
めくってみましょう…
いつものことだけど
クレジットも観てね!
マガジンの表紙のイラストが
出てきてかわいいんだ♪
▼ミュージックビデオもかわいい♥
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▼サントラ
▼ウェス・アンダーソンの世界を堪能できる本。
私も買っちゃいました♪
【今日の知ってる人】
お気に入りの俳優を多用するので
今回もウェス組が大集合!!
★エリザベス・モス
編集者の中でも
ひときわ変人っぽい紹介だったのに
まったく見せ場のなかった
エリザベス。
『ザ・ホワイトハウス』では
大統領の娘ゾーイ、
『マッドメン』ではペギーを
演じています。
イラストレーターで出てきた
ジェイソンは
コッポラファミリーの一員であり、
ウェス映画常連組。
この映画には彼の母方の従兄である
▼私のブログでもよく出てきます!
ショーガール役の
シアーシャは
『レディ・バード』をはじめ
多くの話題作に出演。
激動の時代に翻弄される役か
殺人兵器役かってイメージだけど、
近年はほんと作品に恵まれてるよね。
悪徳会計士役だった
怪優ウィレムは
『処刑人』の
かなり変わった敏腕刑事でした。
★ ヘンリー・ウィンクラー
カダージオの伯父(叔父)で出てきた
この人は『救命医ハンク』の
ハンクのダメ親父エディを
やってましたね。
▼0:58のこのおっさん!
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トークショーのホストとして出演。
ウルヴァリンの極悪兄貴
セイバートゥースをやってました。
▼ここにもちょこっと出演
【おまけ】
もっと
この映画を
知りたい方に…
《特集 その1》
架空の街アンニュイは
こうして作られた!
《特集 その2》
密着!
ウェス組の絆とは…
もっと!
ウェス・アンダーソン
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