「殺人犯役なんてできないわ」
『ミス・マープル
最も卑劣な殺人』
マーガレット・ラザフォード,
ストリンガー・デイヴィス
1964/ジョージ・ポロック
殺人事件の
真犯人を追いかけて
マープルさんが
劇団に潜入するお話。
原作は
『マギンティ夫人は死んだ』。
マーガレット・ラザフォード版
マープルシリーズの
3作目です。
▼おさらい
ある女の殺人事件の裁判に
陪審員として出席した
マープルさん。
裁判は進行してゆき、
判決は陪審員の手に
ゆだねられた*1のだが…
マープルさんだけが
頑固に無罪を主張するので
とうとう陪審員を再選別して
判決は延期されることになった。
このままでは
無実の人間が死刑になる。
陪審員の任を解かれた
マープルさんは、
真犯人捜しに
乗り出すが…
■□■□■□■
第一の被害者は元女優。
その線をたどると
劇団が浮かび上がった。
あれやこれやで
劇団員になった
マープルさん。
その矢先に
新たな殺人事件!
劇団はこの騒ぎを利用して
あえて殺人事件の舞台をやったら
大入り満員になるんじゃないか?
なんて妙案を思いついちゃう。
しかも
いっちょこの
マープルばあちゃんを
名探偵役に
してみよっか?
てなことになっちゃったもんだから
さあ大変!
▼ウッキウキなおなじみのテーマ♪
フリーダムすぎる
マープルさんは
法廷で編み物をして
裁判官に怒られてました(笑)
あとこの映画、
日本の小道具が出てくるから
見逃さないでね!
吹き出すよ(笑)
■□■□■□■
ラザフォード版
マープルシリーズ
1『夜行特急の殺人』
2『寄宿舎の殺人』
3『最も卑劣な殺人』
4『船上の殺人』
※この作品のみオリジナル脚本
【今日の知ってる人】
★フランチェスカ・アニス
劇団員の女の子。
まだ初々しいこの人が
この約20年後に
『おしどり探偵』で
タペンスを
演じることになるとは
誰が予想していたであろうか…
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