最近マンガも
買わなくなっちゃったなぁ…
前も言ったけど、
好きになるのはみごとに
寡作の人や絶筆の人ばかりで
待ちぼうけばかり食らっているのよね。
そこで今回は
次回作への
ラブコールを
送るつもりで
この方を
ご紹介したいと思います。
デビューは1970年代。
なのに
出したマンガは
7冊。
寡作の人といえばこの方。
やわらかぁい線に
惹かれて手に取ったのに、
斬新な視点で
構築されてゆくストーリー
のとりこになってしまった。
作品を出すたびに
印象が変わる不思議な人です。
その昔、
看護師の仕事のかたわら
マンガを描いていると聞きました。
早く次回作が読みたい…!!!!!
『絶対安全剃刀』
江戸風味の”早道節用守”や
死んだ少女が主人公の”ふとん”など、
少女漫画というには
前衛的・実験的な作品が多いデビュー作。
なんといっても
認知症のおばあちゃんを
女の子(3~4歳くらい)の姿に置き換えた
”田辺のつる”にはびっくりした。
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『ラッキー嬢ちゃんの
あたらしい仕事』
デパートを舞台に、
デパート大好き少女が、
デパートを救う物語!
50年代風ってだけでも
レトロ好きにはたまらないんだけど、
映画を観ているみたいに
ワクワクする作品。
[rakuten:book:10683854:detail]
『るきさん』
在宅の仕事をしている
るきさんの
ほのぼのとした日常を
切り取ったマンガ。
トレンドに敏感なしっかり者の友達
えっちゃんがときどき現れては、
のほほんとしたるきさんに
グチを言ったり喝を入れたり共感したり。
オールカラーで色づかいもとってもおしゃれ。
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▼こっちは文庫版
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『棒がいっぽん』
いつもいい子の自分と違い、
乱暴者の問題児ジャーヌの
自由に生きる姿がうらやましいと思う
ピアーニのお話
”私の知ってる
あの子のこと”、
ある家に居候する
コロボックルカップルの暮らしを描いた
”東京コロボックル”、
奥村さんが異星人に
奇妙な協力をお願いされる
”奥村さんのお茄子”*1
など
高野文子の
唯一無二の魅力が
存分に詰まった
短編集です。
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『黄色い本
ジャック・チボー
という名の友人』
読んでいる本に影響されることがある。
言葉遣い、
考え方、
時には生き方まで。
読書が好きな人なら、
少なからず共感できるんじゃないかと思う。
この作品では
雪国の田舎で
高校生活を送る
田井実地子と、
彼女が読む本
”チボー家の人々”が
リンクする。
登場人物と会話だってしちゃう(笑)
実地子の父親の
「好きな本を
一生持ってるのもいいもんだと
俺は 思うがな」
「本はな いっぺえ読め」
って言葉が印象的でした。*2
[rakuten:book:11040417:detail]
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