『メグレ』～チーフ・メグレのマイペース事件簿～

「君は帰ったらまず何をするかね？」
「妻にキスをします」
「私は帰ったらジャケットを着替えている」
「じゃあ被害者は帰宅したってことですか？」
「ジャケットとズボンとが
　合ってないことの説明にはなる」

『メグレ』

"MAIGRET"

2016/アシュレイ・ピアース

ローワン・アトキンソン,エイダン・マクアードル,
ルーシー・コウ

50年代のフランス。

パリ警視庁の

メグレ警視が

難事件に挑むお話です。

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ジュール・フランソワ
　　　・アメデ・メグレ。

ベルギーの作家

ジョルジュ・シムノンが生み出した

フランスの刑事です。

なんとメグレ作品は

長編・短編合わせて

100作を超えるらしい。

ひぇ～！

愛されてたんだね。

メグレさんは

ちょっとしたことから

糸口を見つけて、

すばやくアプローチをかける。

犯人をおびきよせるために

囮を使ったり、

マスコミを利用したり。

罠をはるのが

警視の十八番

なんです。

こうと決めたら

信念を貫き通すタイプだから、

上から理解を得られず

捜査の指揮官から外れろと

言い渡されることも…

でもそんなときも

信頼できる部下が

手となり足となって

働いてくれます！！

チームからの人望は厚いのだ。

www.youtube.comメグレの奥さん

ルイーズが

とってもチャーミング！

おちゃめでおしゃれで

機転が利きます。

しかも聡明だから

ご意見番として、

時には相棒として、

事件解決にかなり貢献してます。

この『メグレ警視』は

”フランスが舞台の

フランス人のお話”

なのに

英国人が

英語で演じる

摩訶不思議なドラマ。

話し言葉が英語なだけで、

新聞や看板はフランス語。

だから

フランスのドラマの

英語吹替版

くらいにとらえて観るのが

よろしいかと思います。

石造りの建物に

石畳の街並み。

どこを切っても

情緒ある風景ばかり。

レトロ好き、

海外旅行好きには

特におすすめしたい

ドラマです！

【今日の知ってる人】

★ローワン・アトキンソン

主人公メグレ警視は

ミスター・ビーンで

おなじみのこの人だ！

イギリス屈指のコメディアン。

その功績を讃えられて

大英帝国勲章(CBE)*1を受勲しました。

▼私の好みじゃないから観たことないけどさ。
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★フィオナ・ショー

シリーズ1の第1話に

出てきたショー女史。

シェイクスピアもので培った

確かな演技力で

ハリーポッターシリーズの

いじわる伯母さん、

ペチュニア・ダーズリーを好演。

なお彼女も大英帝国勲章(CBE)持ち。

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★トム・ヴラシア

シリーズ2の第1話に出てきた

怪しげなデンマーク人カール。

『クロッシングライン
　〜ヨーロッパ特別捜査チーム〜』 

にてITのスペシャリスト

セバスチャンをやってました。

あ、『ゲーム・
　オブ・スローンズ』にも出てるよ！

▼世界中を飛び回っておもしろかった。
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MAIGRET/メグレ DVD-BOX

MAIGRET/メグレ2 DVD-BOX

▼メグレものの原作本はほぼ絶版…
　比較的新しめの中古なら
　河出文庫版メグレ11冊がおすすめ！

メグレと火曜の朝の訪問者 (河出文庫)

メグレと殺人者たち (河出文庫)

モンマルトルのメグレ (河出文庫)

メグレと口の固い証人たち (河出文庫)

メグレと消えた死体 (河出文庫)

メグレと首無し死体 (河出文庫)

メグレ間違う (河出文庫)

メグレと幽霊 (河出文庫)

メグレ、ニューヨークへ行く (河出文庫)

メグレたてつく (河出文庫)

メグレと老婦人の謎 (河出文庫)

1950年代が
　　舞台の作品！

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▼買ったもの載せてます！

 

*1:つまり司令官(Commander)。ちなみにゼタ姐ことキャサリン・ゼタ＝ジョーンズもCBE持ちです。