「しかし今日はなかなか
ととのわないですねぇ」
「ととのうときは
簡単にととのうんですけどねぇ」
「ねぇ」
彼らが言う、”ととのう”。
それを私が体験したのは三年前のことだった。
『サ道』
2019/長島翔
サウナに魅せられた
ある男のお話です。
www.tv-tokyo.co.jp
原作はタナカカツキの著書。
なんとタナカ氏、
公認のサウナ大使なのだ!!
そのサウナ大使、
日本にたった二人しかおらず、
もう一人は長嶋茂雄氏なのだという…
■□■□■□■
イラストを描く仕事をしている
ナカタ アツロウ(原田泰造)。
ある日クライアントにヘコまされ、
憂さ晴らしのつもりで銭湯へ。
湯船に浸かるナカタの目に、
ふと”サウナルーム”が映る。
子どもの頃、
父親がサウナに入っている間
待ちぼうけを食わされた思い出もあって
いいイメージがない場所だ。
と、一人の男性が
サウナルームへ消えていった。
その背中がなんだかかつての父親に
似ているように思えて、
ナカタも追いかけるようにサウナへ。
男が”Z”の字の入ったタオルを
使っていることから、
密かに”蒸しZ”と名付け、
サウナの流れを無言のうちに学ぶナカタ。
サウナ(6分)→水風呂→休憩(5分)
サウナ(6分)→水風呂→休憩(5分)
サウナ(8分)→水風呂→休憩(5分)
そして3巡目を終えたとき、
彼は突然、不思議な感覚に包まれる。
「あれ。何この感覚。
すんげえ気持ちいい。
やばい。これ。
どんどん気持ちよくなってきた。
おっさん達、
こんな気持ちいいことしてたのか!」
かつてない、恍惚感。
「ととのったぁ~☆」
ととのう、つまり
サウナトランス*1を
知ってしまった彼は、
すっかり
サウナのとりこに。
ナカタはサウナで出会ったお仲間
偶然さん(三宅弘城)や
蒸し男くん(磯村勇斗)と
情報交換しながら
サ道の道に
邁進しつつ、
サウナの師である
”蒸しZ”の行方を
探すのであった…
■□■□■□■
いやぁ…
アリスがウサギに遭遇したときみたいに
不思議の国との出会いは突然なのね。
原田泰造の
高すぎず低すぎずな
ちょうどいいテンションの
やさしい語りが心地よい。
実際にお店に入るところは
ロケみたいでワクワクします。
BGMもお風呂場の中みたいに
フワーンフワーンしていて
なんだか心地いい。
私は超暑がりなので
サウナは苦手なんだけど、
三年前、誘われて
低温サウナに行ってきました。
いい汗がかけてなかなか気持ちよかった。
今度は私から誘ってみようかな。
あ、あとね、
サウナを終えた後の食事、
これもおいしそう!
北欧カレー、食べたかったな~!
ひとりでサウナもよし。
誰かとサウナもよし。
ととのいたいあなた、
ぜひご覧あれ!
あ、エンディングの後もしっかり観てね☆
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【おまけ その1】
☆第1話 北欧
このサウナ、
カプセルホテル
だったのね!
朝ごはんが
まさに”日本の朝食”であこがれる。
しかし利用を許されているのは、
成人男性のみ。
まさに男の世界!
いいなぁ~。
次、男に生まれ変わったらぜひとも行ってみたい。
▼公式サイト
☆第2話 ニューウイング
2種類のサウナ*2、
2種類の水風呂*3、
マッサージなどのほか、
とにかく気の利いたサービスが光る
サウナ好きには
ありがたい場所。
またしても
カプセルホテル
そしてまたしても、
利用を許されているのは、
成人男性のみ!(2回目)
も~っ!
男に生まれ変わったら来世はぜったい行くんだ!
冷水プールで泳いで、
名物ミストMAXでゲリラ豪雨を浴びるんだ!
▼公式サイト
☆第3話 吉の湯
いろんなお風呂が楽しめて、
サウナ・水風呂・休憩の流れが
スムーズにいくようにできている、
サ道を極めるには
最適な場所。
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【朝湯】杉並近辺で銭湯&サウナをお探しなら、高円寺や阿佐ヶ谷から近い銭湯&サウナ【ゆ家 和ごころ 吉の湯】へ
【おまけ その2】
ドラマの中で教えてもらった。
サウナの本場、
雪の国フィンランドでは、
湖のほとりにサウナが建てられるらしい。
フィンランド人は
屋内のサウナでほてった体を、
極寒の空気や湖水で冷ますのだそうな。
調べたらこんなのもあった。
フローティングサウナ。
浮かぶ…つまり
船上サウナだ!
▼フィンランド人よ…
どんだけサウナが好きなんだ…!
www.youtube.com
▼原作マンガ
▼私が楽天市場で買ったもの載せてます!