「不思議ね。やっぱり変よ」
「何が?」
「この家よ。どこかで見たわ」
『アガサ・クリスティーの
奥さまは名探偵』
"Mon petit
doigt m'a dit..."
カトリーヌ・フロ, アンドレ・デュソリエ
2005/パスカル・トマ
クリスティの生んだ
名物夫婦
トミーとタペンスの
おはなしです。
▼ベース:『親指のうずき』
www.youtube.com
トミー&タペンスの
フランス版で
二人の名前は
ベリゼールと
プリュダンス。
名字もフランス語読みで
ベレスフォルド夫妻。
▼こっちは本家のイギリス版。
zuzz.hatenablog.com
ベレスフォルド夫妻も
もう孫もいる歳に。
ベリゼールは
国の要人として働いているが、
プリュダンスは
悠々自適な生活を送る日々。
老人施設(ていうかお城!)にいた
ベリゼールの叔母アダの
遺品の整理がきっかけで
二人は
謎を追うことに…
今でもおしどり夫婦な二人。
「頼むから仕事させてくれよ~!」
なんて言ってるベリゼールが、
けっきょくは
好奇心の塊のプリュダンスに
せっつかれる形で
かりだされちゃうのがかわいい。
二人はラブラブだけど、
娘や孫にはドライってのも
なかなかおもしろいし。
登場人物もみんな
どこか変わってます(笑)
どぎつい笑いどころが
ちりばめられてて
フランスらしい。
■□■□■□■
このドラマ、
実はあと2作品あるんです。
「こう想像してみて。
ドアをたたく音がすると
死人がヨロヨロと入ってくる」
「死人は歩かない」
『奥さまは名探偵
〜パディントン発4時50分〜』
"Le crime est
notre affaire"2008
www.youtube.com
ついにベリゼールも退職。
だけどプリュダンスは
退屈な毎日にうんざり…
そんなときに訪ねてきた
彼女の叔母バベットが
なんと
列車の中から
殺人を目撃した!
と大騒ぎ。
それを聞くやプリュダンスは
あやしい屋敷に一人で潜入捜査。
いつもながら行動派の奥さんに
あきれたり心配したり
いろんな意味でヤキモキする
ベリゼールなのでした(笑)
『パディントン発4時50分』が
ベースになったお話です。
私は前作よりこっちの方が好き!
■□■□■□■
『ゼロ時間の謎』
"Associés contre
le crime"2012
www.youtube.com
『ゼロ時間へ』が
ベースになったお話。
残念ながらこれは未だに
観られず…
くやし~い!!!
▼サントラもあった(笑)!
アガサ・
クリスティ作品
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