「なに、
オトコとあたし達とどっちが大切なの?」
「オトコよそれは」
「よくそういうこと言うね!
きみちゃん、ちょっと言ってあげなよ!」
『やっぱり
猫が好き』
1988
三姉妹(&ネコ)の
ドタバタな日常を
描いたドラマです。
★シーズン1
★シーズン2
★スペシャル版
まとめ役の長女
かや乃(もたい)、
自由奔放な次女
レイ子(室井)、
ドライな三女
きみえ(小林)。
かや乃ときみえの
同居するマンションに
レイ子が訪れ、
三人でわちゃわちゃする
…というのが毎回の流れです。
いろいろ説明したいけど
そうとしか言いようがない(笑)
売れない女優のレイちゃんは、
年上の男と不倫するかたわら
年下の男とも恋愛を楽しむ
享楽主義者。
ADのきみちゃんは、
いじられ役でありツッコミ役であり
ものまねや歌が好きな
ひょうきん者。
苦労人で家事の達人なかーやは、
常識人に見えて意外とぶっ飛んでて
仕事も何してるかわかんない
謎多き人。
脚本がある
シチュエーションコメディだけど、
アドリブがたっぷりで舞台みたい!
ヘンテコワードがばんばん出てくるし、
演者が現場で勝手に発言したセリフで
キャラクターに
どんどん肉付けされていって
おもしろいのだ。
あと、タイトルに入るわりに
そんなに猫*3が出てこない(笑)
■□■□■□■
放送されたのは1988~1991年*4。
舞台は一貫して
マンションの一室*5だけど、
恩田家は
第1シーズンは浦安→幕張、
第2シーズンは渋谷へと
拠点を移します。
放送当初、
1988年はバブル期。
浦安の土地の価格が高騰して
地上げ屋に狙われるって
エピソードもありました。
「きみちゃんだって
億ションに住んでるワケよ☆」
「9000万円でこのマンションだって
買えないのよ、アンタ」
なーんてかーやが言っていたっけ。
▼こんなのみつけた!ドラマの間取り!
「やっぱり猫が好き」ってドラマ、みんなは知ってるかな~っ?3回もお引越しした主人公のおウチの間取りを、間取り探偵が推理したよっ
— ホームズくん🧐@7/15無料住まいセミナー開催 (@HOMES_kun) 2017年6月23日
【間取り探偵】バブル期の”マンション転がし”!?「やっぱり猫が好き」 https://t.co/QXIF1K3C0K #ライフルホームズ住まいの豆知識
80年代後半~90年代前半の
インテリアやファッション、
流行っていたことなんかが
わかるのも実に興味深いのだ。
あれやこれやくだらないことを
くっちゃべってるのが
ただただほほえましい。
ヤなことがあったとき、
時間をもてあましたとき、
ダラダラ流して
プッと吹き出すのに
ぴったりの番組です☆
あんまり知られてないけど
こんな本も出てます(笑)
【おまけ その1】
1988年かぁ…
当時、私は小学生。
この『やっぱり猫が好き』は
知らなかったけど、
わが家では
土曜の夜は夜ふかし可
だったんです。
晩ごはんのあとにセブンイレブンで
お菓子やジュースを買ってもらって、
両親や妹たちと
だらだらテレビを見ながら
お菓子パーティーしてました。
そのとき
『ねるとん紅鯨団』を観てたのを
昨日のことのように思い出す。
▼OP曲探したらみつかってびっくり(笑)!
「一番人気の○○さんの前だ!」
「ちょっと待った!」
「第一印象から決めてました!
よろしくお願いします!」
「ゴメンナサイ…」
恋愛のれの字も知らないくせに、
あれに毎回キャーキャー言ってたな(笑)
「ちょっと待ったコールだぁ!」
「タカさんチェック!」
なんてタカさんやノリさんの
マネもしてたっけ。
しかしいま調べたらねるとんって
23時に放送されてたのね!
よくもあんな時間まで起きて
飲み食いするのを許してもらえたもんだ…
でも楽しかったな♪
【おまけ その2】
『やっぱり猫が好き』のOP曲
私、持ってるんです。
ほがらかで、でもせつなくて
なーんか、聴きたくなんのよね。
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このDAVIDは
イギリスのバンドJAPAN*8の
ヴォーカルだった
デイヴィッド・シルヴィアン
という説がある。
夫である坂本龍一と彼が
親交があった縁なのか、
デュエット作品があるのです。
"Good Night"
[rakuten:book:11600837:detail]
【おまけ その3】
番組のイラストは
マンガ家の桜沢エリカ。
のちに
『プール』の原作を描く人です。
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