「ハーイ、あたしはベースのダフネ」
「私はジョセフィン。サックスよ」
「ようこそ女の園へ!」
『お熱いのが
お好き』
"Some Like It Hot"
1959/ビリー・ワイルダー
トラブルに
巻き込まれた
男ふたりの逃走劇!
▼女装が不自然に見えないように
モノクロで公開されました。
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1929年、シカゴ。
夜の町では
ギャングがはびこり、
表向きはそれとはわからぬような店、
いわゆるもぐり酒場で
非合法に人々に酒を提供し
たんまり儲けていた。
ジョーとジェリーは
そんな酒場で演奏するバンドマン。
ある日偶然
殺人事件の目撃者
となってしまって
さあ大変!
追手から逃れるため、
二人は女装して
女だらけのバンド
に潜り込むが…
■□■□■□■
のっけから
カーチェイスに
撃ち合い。
そして合言葉ひとつで
一杯にありつける
もぐり酒場。
禁酒法時代ってほんとに
日夜こんな激しい攻防戦が
繰り広げられていたのかな。
女バンドで収拾がつかなくなる
夜行列車のパーティーの場面では、
イギリスの女子寄宿学校が
舞台の児童文学
真夜中のパーティーを
思い出してしまった。
■□■□■□■
このブログで紹介してきた
監督作品はこれで5つめ。
ワイルダー4連発!
やっぱり
テンポがいい!
ジョー(ジョセフィン)と
ジェリー(ダフネ)の
それぞれのデートが
交互に出てきて
ワイはいったい
なにを
見せられてるんや…*3
ってなりました(笑)
世に出されて
60年以上経ってるのに
今観てもどれもおもしろいんだよね。
音楽もしゃれてるしさ。
名言と言われる
最後のセリフをぜひ!
お熱いのがお好き <特別編>/ビリー・ワイルダー(製作、脚本、監督),トニー・カーティス,マリリン・モンロー 【中古】afb | ||||
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【おまけ】
アメリカの
セックスシンボルと謳われ、
36歳という若さでこの世を去った*4
複雑な生い立ちで
あちこちをたらい回しにされ、
愛に満ちた家庭を知らずに育った
彼女がやっとたどり着いた場所、
それがハリウッドだった。
出演した映画がヒットしたことで
彼女を取り巻く環境は
目まぐるしく変わっていく。
石ころ扱いされた幼少期とは
うって変わって、
映画界が、男たちが
マリリン・モンローという
ダイヤモンドを
手に入れようと群がるようになる。
彼女が
欲しかったものは
何だったのだろう?
彼女は果たして
幸せだったのだろうか?
マリリンと言ったら
この曲ばかりが有名ですが…
Marilyn Monroe
"I Wanna Be Loved by You"
▼邦題は”あなたに愛されたいのに”
私のおすすめはこちら。
すっごくせつない歌詞なんですよ…
"I'm Thru With Love"
▼邦題は”恋はおしまい”
マリリン・モンロー・メモリアル・コレクション 1926~1962 [ マリリン・モンロー ] | ||||
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【今日の知ってる人】
お笑い担当ジェリー。
やはりワイルダー監督作品の
『アパートの鍵貸します』は
最高におもしろかった!
▼シャーリー・マクレーンがかわいいのだ!
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