zuzzのみちくさブログ

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『ドキュメント72時間』~さすらいの定点観測~

「どこで生まれるかなんて運でしかないよ」

「できることはお互い笑顔でいること」

『ドキュメント
    72時間』

 

ある場所

72時間密着して、

そこへ

やって来る人々

インタビュー。

現代に生きる

ごくごく普通の人たち

生の声を切り取った

ドキュメンタリー番組です。 

www4.nhk.or.jp

そして

ごくごく普通の人たちの日常

吹石一恵鈴木杏

市川実日子仲里依紗

ムロツヨシ勝地涼

といった俳優陣

ナレーションしているのも

また味があるんだよな。

 

今回は私が観てきたなかで

心に残った回を

紹介したいと思います。

 

■□■□■□■

 

 2015年7月31日放送

《田んぼの中の
 オアシスホテル》

新潟県にあるボロ宿

1階はフード自販機や

アーケードゲームが並ぶ娯楽場、

2階は一泊2880円の

ホテルになっている。

こんな古くさい場所だけど

意外や意外、

知る人ぞ知るスポットなのだ。

 

フード自販機の中でも、

トーストサンド

これを目当てに県外から

訪れる人がいるほどの人気*1らしい。

 

こんなとこが

オアシス!?

と思ったけど、

観てたらわかった。

 

「ここはそうだね
 唯一リラックスできる場所」

家にいても窮屈だったり、

親の介護をしなきゃいけなかったり、

自分の病気と闘ってたり…

そんな男たち

包み込んで

一瞬の安らぎ

与えてくれる場所なんだ。

 

 2014年7月4日放送

《南国の不夜城
 24時間超巨大スーパー》

広さは東京ドーム3つ分

生鮮食品・日用品はもちろん、

本や家具や仏壇、

なんと車まで置いてある!

39万点の圧倒的な品揃えを誇る

24時間経営の巨大スーパー

「衝動買い もう隅から隅まで
 時間があるから」

 

田舎だから、

遊べるような場所もない。

だから若い子お年寄りも、

ヒマになったらここにやってくる。

中高生デートも、もちろんここ(笑)

 

 「人生とは 安全運転」

行けば必ず

何かがみつかる。

でも

何もいらなくても

誰かに会いたくて

行っちゃう。

にぎやかだけど、

ここが地元の人たち

ホッとする場所なんだろうな。

 

 2016年7月22日放送

《名古屋
 レトロ喫茶へようこそ》

愛知県にある茶店

昭和22年に創業して以来、

地元の人々に愛されてきた。

店内はいつも

常連客でにぎわっている。

 

男性幼い娘を連れてやってきた。

自分も幼い頃に

家族に連れてきてもらったから…と、

思い出の店へ来たのだそう。

サンドイッチをほお張る子ども

祖父母両親もこんな気持ちで

見ていたのかもしれない、と言う。

「腹いっぱい食べてほしいなあ
 喜んでほしいなあって
 そんな気持ちですよね」

この子にとっても、

思い出の味

なるんだね。

 

 2016年5月6日放送

《北の
 どんぶり飯物語》

「北のどんぶり飯物語」

「北のどんぶり飯物語」

  • メディア: Prime Video
 

震災から6年を迎える、

宮城県24時間営業の食堂

安くて美味くて

ボリューム満点

この店のどんぶり飯とは

なんと茶碗4杯分のこと。

 

復興のために

移住してくる人が増えたこの町。

体が資本の男たちが、

胃袋を満たしてくれるどんぶり飯を

毎日かっこみに来るのだ。

 

「あったかい物が
 食べられるっていう幸せは

 あの(震災)ときになって
 初めて感じました」

「食べ物があるってことは
 ありがたいことだからね」

 

3.11の津波

建物の近くまで来たらしい。

調理スタッフ仲間

二人犠牲になった。

黙祷のたびに思い出すんだって。

 

2回登場した、

防潮堤を作るために

大阪に妻子を残してやってきた

石工職人のあんちゃん(29歳)が

いいこと言ってたんだよなぁ…

 

 2020年3月6日放送

《小さな屋台カフェ
   千夜一夜物語

栃木県足利市

70代の兄弟二人

切り盛りしている屋台カフェ

開店時間は天候にもよるけど、

だいたい夕方から深夜まで。

メニューはホットコーヒーのみ。

「ふらっとたまに飲みたくなるんですよね」

「ここに来るといろんな人がいて
 おもしろいですよね」

酔っぱらってるわけでもないのに

なんだか妙に感傷的な話もしちゃって。

 

ぽつ、ぽつ、と灯された

優しいランタンの灯り

暗い夜道に

魔法のように浮かぶ屋台。

コーヒーを飲んだ誰もが、

笑顔になっていました。

 

 2018年8月31日放送

 関門海峡
  海底トンネル”

「関門海峡 海底トンネル」

「関門海峡 海底トンネル」

  • メディア: Prime Video
 

福岡県と山口県を結ぶ

歩行者専用の海底トンネル

 

週4回、寄り添って歩く老夫婦

目が見えない夫

いちばん歩きやすい場所らしい。
「私の方が助けてるって
 皆さん思われるんですけど
 実際はそうじゃないので

 いろんな面で助けてもらってるので」

奥さんが言う。

 

ここは海底。

景色も何もない。

「何もない中でも”何か”があるみたいな」

まっすぐ、

ただただ続くトンネル。

人生みたいだな。

 

 2014年9月19日放送

 《大病院の
  小さなコンビニ》

千葉県の総合病院の中にある

ローソンは、

ほんとうに”何でも屋さん”だ。

車椅子でも大丈夫な広めの通路。

入院患者のための日用品や

健康的な低カロリーの食べ物が

棚に並べられている。

食べるために駆け込む医療スタッフ

入院生活のヒマつぶしに来る患者さん

お客さんもさまざまだ。

 

朝、夜勤明けで今から日勤です!

健康ドリンク2本飲み干して

激務だけど仕事は楽しい!

笑顔で去って行った産科医(30代)の女性。

23時に仕事あがりでまた再会。

朝は元気キャラだと思ったけど

実は不眠症だったことがわかった。

 

「本当 仕事はね
 すごいつらいですよ やっぱり
 扱っているものが重すぎて
 医者はみんなそうだと思うんですけどね
 やっぱり生まれてくる命なんでね
 本当に重いです
 4回ぐらい病院で泣きましたもん
 産婦人科医になってから」

 

今どうしているんだろ、先生

眠れてるかな?*2

 

そのあと出てきた

救命救急医(30代)の男性も、

ごはんを食べたら

そのままイス3脚を並べて

白雪姫みたいにして寝ていました。

 

この病院、

大丈夫なのか…

お医者さんたちみんな

激務っぽくて

ヨレヨレなんだが…

 

入院した(70代)とご主人(70代)。

一人で外食できないから

一人で作って一人で食べてる、と

寂しそうに笑う

「だから早く帰りたいんです
 ただそれだけのために早く帰りたいわ」

と車椅子からほほ笑む

互いを思いやる姿が

印象的だった。 

 

■□■□■□■

 

人生、

思いもかけないことで

日々の暮らしに

がさすことがある。

 

今がそうだ。

自由にどこか遠くへ出かけたり、

思いっきり外ではしゃいだり。

去年まで当たり前にできていたことが

できなくなる日が来るなんて。

 

世界中が大変な混乱の最中にある。

毎日、暗いニュースばっかりだ。

日に日に人の心もギスギスしていく。

だからなおさらこういう番組が胸に響く。

 

「どういうふうに
 生きても一緒ですから
 明るく生きないとね」

って言葉が出てきてね、

ほんとにそうだなって思った。

 

こんなときだからこそ

そばにいてくれる人

ささやかな幸せ

大事にできる

自分でありたいな。

いや~

いいもの観させてもらいました!

 

▼再放送もときどきあるけど、
 いっそのことここで観るのもいいかも!
www.amazon.co.jp

 

【おまけ その1】

エンディング曲がね、

またいいのよ…

松崎ナオ
”川べりの家” 

川べりの家

川べりの家

  • provided courtesy of iTunes

終盤にさしかかって

この曲が流れると

せつなさがどっと押し寄せてきて

「あぁ…今日もいい話だったな…」

てなるのが

ドキュメント72時間』あるある

だと思うんだけど、

これって私だけ(笑)?

アコースティックギターVer.

川べりの家

川べりの家

  • provided courtesy of iTunes

【おまけ その2】 

私はこの番組は

社会見学のつもりで観ているが、

この人みたいな

観かたをするのも

おもしろいな(笑)

 ▼▼▼▼▼

▼甘酸っぱ~( 」´0`)」
www.youtube.com

まだまだ観てない回が

いっぱいあることに

気づかされる…

www.youtube.com

 

ちょっと癒され、

ちょっとせつない作品を

お探しのあなたに…

zuzz.hatenablog.com

zuzz.hatenablog.com

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▼買ったもの載せてます!

20190704215258

 

*1:それもそのはず。工場で作っているんじゃない。おばあさんがひとつひとつ手作りしているのだ!

*2:6年後また取材に訪れていたので知ることができました!先生はお元気でした。放送後、手紙がいっぱい来たんだって。しかも婚活もできないから独身~!なんて自虐してたけど、あのあと院内で医師(当時の放送でチラッと映ってた(笑)!)と出会い、結婚して出産してました!幸せそうでよかった~。