”ウイスキーは命の水。
真の島民にとっては生きるための糧なのだ。”
『ウイスキーと
2人の花嫁』
"Whisky Galore!"
グレゴール・フィッシャー,ナオミ・バトリック,
エリー・ケンドリック
2016/ギリーズ・マッキノン
第二次世界大戦中の
トディー島で起きた
奇妙なお酒の物語。
実はこれ、
1949年の映画の
リメイクなんです。
実際に起きた座礁船事故から
コンプトン・マッケンジーが
1947年に小説を書き、
それが映画となったのでした。
島の郵便局長ジョセフ。
彼には愛娘
ペギーとカトリーナがいる。
それぞれ恋人がおり、
花嫁として送り出す日は
もうすぐかと思われたのだが…
ある日突然、事件は起きた。
本土からの
配給が尽きたのだ。
戦時下で不安定なときに
ほんのささやかな愉しみや
気晴らしになる酒がない。
ウイスキーがないなら
紅茶を飲むしかないけれど、
それが慰めになるはずもなく…
酒も呑めない
人生なんて…
しだいに
元気をなくしていく島民たち。
ところが!
霧の濃い夜、
島の名物である大岩を
避けそこねた大型船が座礁。
救出に向かった島民二人組が
「おたくの船は何を積んでるんだい?」
船長に尋ねると
衝撃の返事が待っていた。
おいおいおいおいおい
マジかよ~っっ!
神からの贈り物だ!
とばかりに顔を見合わせる二人組。
たちまち噂は島全土に行き渡り、
みんな大興奮。
乗組員が船を捨て帰国するや、
闇夜に乗じてまんまと
ウイスキーを入手するのだが…
■□■□■□■
全編通してシリアスすぎず、
おちゃらけすぎずのトーンで
描かれています。
『パイレーツ・ロック』から
ふざけた要素を抜いたカンジの作風。
▼こっちの方が好きだけどね!
私はお酒が飲めないけど、
こう考えてみた。
明日から
チョコレートが
食べられなくなったら?
いやだー!
地獄だわ…
明日から
お気に入りの嗜好品が
なくなったら?
みなさんもこの映画を観て
考えてみては…?
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【おまけ 1杯目】
下戸だからわかんないのよ…
けっきょく
ウイスキーって
なんなの?
定義もある、
原料・製法の違いもある。
ウイスキーの世界って奥が深いのね…
かっこいい…
いろいろ観てて思った。
ハイボールに合う
おつまみって
なにかしら?
さがしたらありました!
簡単でおいしそうなレシピを
紹介している動画!
▼こういうシンプルなテイストで
顔出ししないYouTuberさんがすき♥*1
www.youtube.com
【おまけ 2杯目】
教会のシーンで流れていた歌が
気になったので調べてみた。
The Gaelic Psalm Singers
"Stornoway. Psalm 133"
ゲール人の聖歌を歌うグループらしい。
ソロの人の歌声、こぶし*2がきいてて
ないはずの演歌の血が騒ぐ(笑)
映画の中でみんなが
ケルト音楽で
楽しそうに踊ってたのが
印象的でした。
▼ケルト音楽3連発!
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