思い出ってわたしなの。
それをすてたら、
わたしもすてることになっちゃう。*1
『カラフルな魔女
~角野栄子の物語が生まれる暮らし』
2020
児童文学作家に学ぶ
わくわくいっぱいで
心豊かな暮らしの
ドキュメンタリー。
▼ナレーションは伊藤沙莉*2と宮﨑あおい
www.nhk.jp
▼NHKオンデマンドで配信中!
※Amazonプライムの年会費とは別に月額登録する必要あり!!
角野さんといえば
この映画
『魔女の宅急便』
の原作者です。
1935年、
東京 深川生まれ。
幼い頃から着るものは
自分で選んでいたという角野さん。
選んだパートナーも
角野さんと波長が合う人だった。
結婚式の衣装も彼が
燕尾服がいやだと言い出したので
それならと自分も
ピンクのドレスにしたんだって。
角野夫婦は海外に
移住して生活もしています。
新しいこと、
人と違うこと、
おもしろそうなこと、
好奇心のまま
どんどん取り入れていく。
今も変わらず持ち続けている
彼女の精神だ。
60代で鎌倉へ
移り住んだ角野先生。
赤がいっぱいなのに
なんだか不思議と落ち着く家なのです。
家は集めに集めた
お気に入りのものでいっぱい。
角野さんの今のスタイルは
40歳を過ぎてかららしい。
あるとき、髪染めを、
えい、やーとやめてしまうと、
おや、悪くないぞと、思い始めた。
着るものが変わってきたのだ。
髪の毛が白くなると、
派手と敬遠していた
ピンク、赤、オレンジが、
不思議とにあう。
というわけで、
これからは遠慮なく
総天然色で行くことにした。
今のこだわりは生地違いで
同じ型のワンピースを
作ってもらうこと。
自分の体に合った、
自分だけの一枚。
愛着もわくというものだ。
メガネ*3も
色とりどりなら、
アクセサリーも
色とりどり!
私もシンプルな格好に
色付きの小物を
合わせるのが好きなので
観ててすごく楽しかった。
おしゃれして、
鎌倉の街をおさんぽ。
ささやかな発見が
本の材料になったりもして。
取材の中でもアイディアが生まれる。
ワガママだけどユーモラスな
魅力いっぱいのリンゴちゃん。
動けないと嘆くタンポポに
やってごらん!と歩けるようにしちゃう。*4
子供の頃、
おもいつくままに描いた、
いたずら描きのように、
あらかじめ何も決めないで、
前を向いて歩く。
ここはよさそうだとおもったら、まがる。
どこに通じてるなんてかんがえない。
このよさそうという
自由な気持ちが私には大事。
こんな
チャーミングな
おばあちゃんに
なりたいな。
明日、
おしゃれして
でかけよう!
そんなことを思わせてくれた
すてきな番組でした。
最近なまけてる
アクセサリー作り*5まで
再開させたくなっちゃった。
魔法は ひとつ
だれでも もっている
角野先生の代表作
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▼全巻セット
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こっちはアメリカの
おしゃれおばあちゃん
シンプルで
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▼買ったもの載せてます!
*3:メガネ大好き星人なのですんごく気になる!角野先生、いつもどこで買ってるの~?
▼ほら、こんなにおしゃれ!
kiki-jiji.com
*4:実は私、大学時代に児童文学を学んでいました。あるとき自分の作品のアイディアとして、箱がいろんな場所を歩いて出会うものとの交流を描きたい…と発表したら、講師に「箱が自分で動くのはおかしい」と言われて完全にやる気をそがれてしまった。現実世界と同じ概念で児童文学を語るの?って。でも角野先生はタンポポが動ける作品を書いた。なんだかあのころの私が救われた気がしました。
*5:アクセサリー…ここんとこ母親にしか作ってない…