麻生久美子,坂井真紀,緒川たまき,仲村トオル,
犬山イヌコ,大倉孝二,池谷のぶえ,かもめんたる
2015/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
それでは、
アラフォー三人娘を
ご紹介します。
彼氏にフラれ、
不動産屋にだまされ、
あげく、奇妙な喫茶店
"面影"で働くこととなった
歩く不幸
消崎夏美さん(麻生久美子)。
真面目すぎる性格が災いし、
生徒から乙女心をもてあそばれ、
踏んだり蹴ったりの
定時制高校音楽教師
揺木秋子さん(坂井真紀)。
杉村春子先生のような
銀幕スターを夢見ながら、
あまたのバイトを転々としている
自称女優
華本冬さん(緒川たまき)。
※ナレーションより
それからそれから
夏美の幼なじみの刑事
三階堂(仲村トオル) 、
彼の部下悲別(大倉孝二)、
喫茶面影のママ唄子(犬山イヌコ)
などなどちょっと…いや、
かなりズレてるキャラクターが
てんこもり。
あたりを好きな人には
楽しんでいただけると思います。
《ココが気になった》
★夏美んち広すぎ!
★みんな病院に運ばれすぎ!
★黴田 性格悪すぎ!
★眠山さん頼りになりすぎ!
★唄子さんテキトーすぎ!
あと、
ヘリコプターでさらわれるシーンや
お屋敷崩壊のシーンなど、
経費がかかりそうなものはすべて
夏休みに子どもが作った模型
みたいなクオリティーで
表現されてるのもおもしろい(笑)
全12話。
前編・後編に分けた構成なので
実際は6つのお話です。
監督がケラリーノ・サンドロヴィッチなので
基本はハチャメチャドタバタなんだけど、
ほかの人に監督を任せた回もあるので
『闇夜の少年』(第5・6話)みたいに
ちょっぴりシリアスなお話が
あるのもうれしいのです。
あとね、エンディングの
三人娘のアニメーションが
80年代チックでかわいいのだ♥
アラフォー女子×恋×妖怪
=ハチャメチャドタバタ
気になった方はぜひ!
「ひらめいちゃったわ。
新メニュー。
悪いけどコレ、斬新だわ。
天丼から、天ぷらをみゅいーんと取り去って、
そこに、カツ丼から取り出したカツをさ、
もげぇぇっと乗せてみる。
じゃあコレはいったい何なのかって話よ」
「カツ丼だろ」
【おまけ】
私のお気に入りエピソードは
『闇夜の少年』。
このお話は
ヴァンパイアが出てくるんだけど、
ある曲が印象的に使われています。
最期にこの世に遺した作品。
滝廉太郎
”憾(うらみ)”
こんな曲があったってこと、
このドラマで初めて知ったのよね。
”荒城の月”*4や”花”や”お正月”の
歌を作ってくれた
丸メガネの穏やかな表情の音楽家
という印象しかなかった
滝廉太郎の魂の叫びがこめられた一曲。
強く惹かれて何度も聴いてしまった。
こんないい曲が作られていたなんて。
『怪奇恋愛作戦』に感謝だな。
![叙情組曲「瀧廉太郎」 [ 平井康三郎 ] 叙情組曲「瀧廉太郎」 [ 平井康三郎 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/ogs_410709/4107091548.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 2511 円
- 楽天で詳細を見る
【今日の知ってる人】
三人娘のツッコミ役、夏美を好演。
麻生久美子といえば
『時効警察』シリーズの
三日月ちゃんですね。
▼ここにもお母さん役で出てます!
zuzz.hatenablog.com
★大倉孝二
いろんなドラマに引っ張りだこの
バイプレイヤー大倉さん。
『デカワンコ』では
柳刑事をやってたけど、
こっちでもあっちでも
アドリブ演技が炸裂してました。
★岩崎う大
ヘタレの警察官Aだった
かもめんたるのう大さん。
『面白南極料理人』では
ひきこもっちゃう主任でした。
こちらもどうぞ
▼買ったもの載せてます!